鮮烈な映像美や立体的な音響を実現したSHARPの4Kテレビ「AQUOS」。音楽ナタリーではスキマスイッチ、中村正人(DREAMS COME TRUE)、佐々木彩夏(ももいろクローバーZ)のインタビューを通じて、「AQUOS」の多彩な魅力を発信してきた。
今回登場するのは、今年デビュー25周年イヤーに突入した倖田來未。彼女はシングル「TAKE BACK」で2000年11月に全米デビュー、同年12月に国内デビューを果たした。一方、「AQUOS」第1号機はインテリア性に富んだ21世紀のテレビとして2001年1月に誕生。倖田とは“同期”とも言える。
倖田は“シアター派”にオススメの4K有機ELテレビ「AQUOS QD-OLED」HS1ライン、オールマイティに使⽤できる4K mini LEDテレビ「AQUOS XLED」HP1ラインで、「KODA KUMI LIVE TOUR 2024 ~BEST SINGLE KNIGHT~」のライブ映像を視聴。2機種の映像と音の美しさに驚きつつ、その魅力を語ってくれた。さらに、デビュー25周年イヤーに突入した彼女はファンへの特別な思いや、開催中のツアー「KODA KUMI 25th ANNIVERSARY TOUR 2025 ~De-CODE~」の手応えも明かす。
インタビュー / 大抜卓人文 / 寺島咲菜撮影 / TOMMY
製品情報
SHARP「AQUOS QD-OLED」HS1ライン
最新世代の量子ドット有機ELパネルを搭載した4K有機ELテレビ。量子ドットリッチカラーによる光波長変換で純度の高い3原色(赤、緑、青)を生み出して明暗豊かで鮮やかな色を再現する。さらに独自の放熱構造とパネル駆動回路により、輝きが従来機に比べて約2倍に向上。音楽ライブや映画をシアター視聴するのに最適な機種となっている。AIプロセッサーを採用した新開発の画像処理エンジン「Medalist S6X」も搭載し、映像に合わせて画質と音質を“おまかせ”で自動調整する「AIオート」モードを強化。新機能「空間認識AI」により各被写体の遠近を認識し、明暗と精細感を自動で補正する。また、総合音声出力100Wの立体音響システム「AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS」を搭載。映像を音で包み込むように画面の上下にスピーカーを配置している。
SHARP「AQUOS XLED」HP1ライン
高輝度、広色域を実現する「N-Black Wide パネル」を搭載した4K mini LEDテレビ。量子ドットリッチカラーによる光波長変換で純度の高い3原色(赤、緑、青)を生み出して明暗豊かで鮮やかな色を再現する。さらに「アクティブmini LED駆動」により低消費電力でありながら輝度が従来機と比べて約1.5倍向上し、コントラスト性能を高める機能「フレアブライトネス」が漆黒の闇から光のまぶしさまで豊かに表現。明るい部屋でドラマやバラエティ番組を楽しむのに適している。AIプロセッサーを採用した新開発の画像処理エンジン「Medalist S6X」を搭載し、映像に合わせて画質と音質を“おまかせ”で自動調整する「AIオート」モードも強化。映像と音の一体感をもたらす立体音響システム「AROUND SPEAKER SYSTEM PLUS」も搭載されている。
映像紹介
KODA KUMI LIVE TOUR 2024
~BEST SINGLE KNIGHT~
2024年4月より約半年にわたって開催され、「Butterfly」「恋のつぼみ」「愛のうた」などのシングル曲が多数披露されたライブツアー「KODA KUMI LIVE TOUR 2024 ~BEST SINGLE KNIGHT~」。2024年12月25日には、同年9月6日に行われた東京・東京ガーデンシアター公演の模様を収録したライブDVD / Blu-rayがリリースされた。
倖田來未インタビュー
こんなきれいなん?
──4K有機ELテレビ「AQUOS QD-OLED」HS1ラインと4K mini LEDテレビ「AQUOS XLED」HP1ラインをスタジオにご用意させていただきました。
テレビを新しく買い替えようと思ってるタイミングで、ちょうどこのインタビューのお話をいただいて。ご縁やな。今日は選んで帰ろうと思います。
──「AQUOS」の映像はどうですか? 率直な感想をお聞かせください。
「え! こんなきれいなん?」と思いました。ドローンで撮影された花火の映像も観せてもらって、本物なのに「これCGですか?」と聞いてしまうくらい。「こんな鮮明に映るの?」とめちゃくちゃ驚きました。
──確かに、肉眼で見るよりも……。
そうやねん。実物よりもきれいに感じるんですよ。すごすぎてね、「えー!」しか言ってない(笑)。
──ご自身のライブ映像をチェックするためにテレビは不可欠ですか?
なくてはならない存在ですね。例えば、ライブ映像を編集していただく前の段階で、もう擦り切れるぐらいチェックします。「照明のタイミングをこうしたい」とか「もうちょっと光を足してほしい」っていう指示を出すんですよ。自宅で確認したものをもとにライブ映像を作り上げていくので、テレビは倖田來未にとって欠かせないツールですね。
──映画をムーディーに楽しむなら「AQUOS QD-OLED」、バラエティやスポーツ番組、アニメなどをより明るい画面で臨場感を味わいながら楽しむなら「AQUOS XLED」がオススメです。本日はこの2機種で倖田さんの最新のライブ映像「KODA KUMI LIVE TOUR 2024 ~BEST SINGLE KNIGHT~」をご覧いただきましたが、率直な印象を聞かせてください。
確かに「AQUOS QD-OLED」のほうがシネマティックに見えて没入できる感じがして、「AQUOS XLED」のほうが生っぽく見えますね。両モデルともにお客さんの歓声もよく聞こえる。いろんなアーティストさんのライブやフェスの映像も観るんですけど、「AQUOS QD-OLED」のほうがドラマティックに見えるかも。「AQUOS XLED」はよりリアルに映るから、仕事のチェック用にいいな。アメリカのプロレスが大好きで、中継番組をよく観るんですよ。試合の演出が凝っていて、スタジアムの大きさや照明の入り方に注目したいときは「AQUOS QD-OLED」、選手を近くに感じたいときは「AQUOS XLED」がいいんかな。結局、両方欲しいよね。どっちにもよさがありすぎて、選ぶのがホントに難しいな。
──スポットライトを浴びた選手がより際立つのは「AQUOS QD-OLED」ですね。でも「AQUOS XLED」もすごいんです。mini LEDという名前の通り、バックライトに小さなLEDがずらっと並んでいて、1粒1粒が光っています。映像が鮮やかで、パキッとした印象ですね。
こんなきれいなLED……私のライブでも使わせてくださいよ!
ライブ空間にいるみたい
──「AQUOS QD-OLED」と「AQUOS XLED」は画面上部に配置されているハイトスピーカーによって、ユーザーを包み込むような立体音響を実現しています。
めっちゃいいやん。こんなスタイリッシュなスピーカーがうまいこと隠れてる。で、上向きで少し斜め前方向に向いてるから、いい感じに音が天井に当たって、私たちの耳に届くというか。テレビ全体から音が出てるようで、ライブ空間にいるみたいに思わされる。外付けのスピーカーを買う必要がない!
──「AQUOS」には2画面機能もあって、例えばプロレスを観ながら音楽コンテンツを観ることも可能です。ご家庭でテレビの取り合いになることはありませんか?
ありますよ! うちの家族は観る番組がバラバラで。今どきの子ってスマートフォンでYouTube観ながら、テレビでゲームしたり……「どっちかでよくない?」と思うんですけど、うちの息子もそうなんです。びっくりしましたね。今のお子さんにはぴったりの機能かもしれません。
──いろんなコンテンツを自分のスタイルに合わせて楽しめるのが「AQUOS」だと思います。
ほんまにそう思います。
──これら「AQUOS」の画面は横から見てもこんなにきれいなんですよ。
ほんまや! きれい!
──だから、端に座ってる人が見えにくいということがないんです。
テレビの真ん中に行かなくてもいいんだ。すごい。大勢で観るのにも持ってこいですね。
一家に1台この子がいないとあかんやん
──「AQUOS QD-OLED」と「AQUOS XLED」には、放送番組のみならずインターネット配信動画などの画質・音質を自動で最適化する「AIオート」が搭載されています。
私のためのテレビやん。だらしない倖田來未にはちょうどいい! 倖田來未はプライベートでもストイックだという印象を持たれがちですけど、実はすごくズボラで。こたつの中でテレビを観るのが一番好きなんです。仕事以外は、人生のほとんどをテレビを観る時間に費やしてる(笑)。「AIオート」を使えば、「AQUOS」が映像と音声をいい具合に仕上げてくれるんですね。おもてなしされてるみたいやな。もう追い込んで追い込んで作った倖田來未のライブ映像やミュージックビデオも、「AQUOS」がよりブラッシュアップしてくれるってことですね。
──「空間認識AI」という機能では、被写体の前後関係を認識し、検出した情報から明暗と精細感を自動で補正してくれます。手前の被写体をくっきりと、遠くの風景や建物は自然なまま映すことによって、肉眼に近い奥行きのある映像が表現されるんです。
映像を作ってる皆さんやったらわかると思うんですけど、ライブ映像が完成したあとに、「ここはちょっと暗く落としといたほうがきれいやったのにな」とか思うときもあるんです。でも、この「AIオート」があれば自動できれいに仕上げてくれますよね。この子(「AQUOS」)は倖田來未のいちスタッフやな。優秀すぎる。
──賢い子ですね。
賢い子です。だから「一家に1台この子がいないとあかんやん」と思いました。そんなこと、テレビに思ったことはなかったんやけど、初めて出会っちゃったかも。
次のページ »
シンプルに歌で勝負した
















