長い歴史を持つGANG PARADE
音楽事務所WACKに所属するアイドルグループであるGANG PARADEは、2014年にプラニメとしてスタートを切り、2015年にPOPへ改名。2016年にGANG PARADEとしての活動を開始した。2020年にはGO TO THE BEDSとPARADISESへの分裂を経験し、2022年に再始動を果たした。同年3月に新たなスタートを切り、現在は13人体制で活動している。真冬の日比谷野音を舞台にした今回のイベントには、イラストレーターすしおによるポップなギャンパレのイラストやイベントロゴが飾られ、ステージにはギャンパレが挨拶時に作るハンドサインの像を乗せた神輿が設置された。愛らしいオープニングムービーののち、メンバーが登場し、「エンジョイプレイ!みんなの遊び場!GANG PARADEです!」という挨拶でライブがスタートした。
ついに開演 / 野音を世界で一番楽しくて幸せな場所にします!
遊び人(ギャンパレファンの呼称)で埋め尽くされた客席を前に、この季節にぴったりなナンバー「WINTER SONG」でライブをスタートさせた13人。続く電波系アイドルソング「Happy Lucky Kirakira Lucky」で元気いっぱいのパフォーマンスを繰り出すメンバーに負けじと、遊び人の盛大なコールが響きわたる。メンバーが全力投球のパフォーマンスを繰り出し、ファンがメンバーの名前を力の限りに叫び、寒空の下に熱いライブ空間を生み出した。疾走感のあるエモーショナルなナンバー「シグナル」を届けたあと、カ能セイが「こうして13人で野音に立つことができてうれしいです。そして目の前にはこんなにたくさんの遊び人! ぶち上がる準備できますか! 今日はギャンパレちゃんと遊び人のみんなのパワーで、ここが最高の遊び場だってことを見せつけてやるぞー!」と挨拶。さらに「ギャンパレとー! 遊び人と作るー! 遊び場がー! 世界一だー! 行くぞー!」とコール&レスポンスで気合いを入れ直し、配信リリースされたばかりの新曲「躍動」へなだれ込む。ギャンパレは和風EDMのビートに乗せて、威勢のよいパフォーマンスを見せつけた。
ココ・パーティン・ココの裏アカ
新曲に続いてはPOP時代の2015年からファンに愛されている人気曲「pretty pretty good」のイントロが流れると、どっと歓声が湧き、ギャンパレと遊び人がそろってエビ反りダンスで盛り上がる。「SUPER PARTY PEOPLE」のあとにはチャンベイビーが「まだまだみんなボディがホットになってないんじゃないの? “ベビーズブートキャンプ”やっちゃうよ! みんなベビー隊長についてきて、踊ってね」と呼びかけ、「ビリーズブートキャンプ」を模したエクササイズを展開。チャンベイビーは「みんなすっかり生まれ変わったボディで、次の曲いこうぜ!」と叫び、「おぎゃーおぎゃー」と叫ぶフレーズが印象的な「赤ちゃん」につないだ。ダークでヘビーな同曲に続けて、ギャンパレはメロディックパンクチューン「BREAKING THE ROAD」を投下し、勇ましいパフォーマンスで観客を扇動。曲中にココ・パーティン・ココが「野音を世界で一番楽しくて幸せな場所にします! 嫌なことは全部忘れて、全力で楽しんでこうぜ!」と魂の叫びを響かせると、大歓声が湧き上がった。2019年発表のメジャーデビュー曲「ブランニューパレード」では当時、WACKの育成グループからギャンパレに昇格したばかりのナルハワールドが担ぎ上げられる振り付けもあり、ナルハの笑顔にファンは歓喜した。
ヤママチミキが「もっともっといけますかー!」と叫ぶと、月ノウサギが「ありきたりな煽りじゃ盛り上がらないよ! 遊び人のみんなまだまだいけますか! 心も体も熱くなれますか! 今日はギャンパレにとって勝負の1日です。遊び人、勝負下着、履いてきたかー! 私は今日、めちゃくちゃ食い込む勝負下着、履いてきましたー!」と発言。キャ・ノンが割り込むようにいかに気合いを入れてきたかを語って応戦し、コントコーナーに突入。ここでは野音公演に向けてココがX(Twitter)の裏アカウントでリアルにステマをしていたことが暴露されたほか、キャン・GP・マイカの“元カレ”なる人物が客席から「綺麗になったね」と書かれたスケッチブックを掲げた。そして会場の全員でマイカを褒め称えるコール&レスポンスが繰り返される流れを経て、「Anything Goes!!!!」が披露された。
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