GANG PARADE、熱い思いぶつけた真冬の日比谷野音ワンマン

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【X】ココ・パーティン・ココの裏アカウント

ライブ後半 / 寒空に響きわたった「BODY & 13 SOUL」

GANG PARADE(撮影:外林健太)

GANG PARADE(撮影:外林健太)[拡大]

ライブ後半、「lol」「Traumerei」と現体制の楽曲が披露された。13人は歌と踊りに演劇の要素を織り交ぜたようなシアトリカルなパフォーマンスを展開し、楽曲の世界観を表現。さらに13人が作詞作曲に携わったヒップホップチューン「Gangsta Vibes」では四つ打ちビートに乗せて、メンバーそれぞれが力強いラップを聴かせた。またMCでキャ・ノンは「私はずっと野音に立つことが夢でした。10年前くらいに野音のライブを観て、その日からずっと憧れて、でもずっと立てなくて。こうして今日、夢を叶えることができました。ありがとうございます!」と話し、「1人じゃ叶えられない夢も、横をいるこの12人のメンバー、そして目の前にいてくれる遊び人という最高な仲間がいれば、一緒に夢を叶えていける。それがどんなにうれしいことかを今日、知りました。悔しいこととかもたくさんあったけど、何ひとつ無駄じゃなかった。すべてが宝物です。私は今日、GANG PARADEとして野音に立てたことを誇りに思います。そして何より遊び人のことが大好きです! この先もGANG PARADEと目の前のあなたがいてくれる遊び場が最高だってことを証明していきます」と決意を込めて話し、グループの代表曲「FOUL」へ。ギャンパレと遊び人による「BODY & 13 SOUL」の大合唱がすっかり夜になった日比谷野音にこだまし、感動的な光景が広がった。

感動のラスト / ギャンパレから遊び人へ

GANG PARADEのライブの様子。(撮影:外林健太)

GANG PARADEのライブの様子。(撮影:外林健太)[拡大]

そして「涙は風に、思いは歌に」のあと、ユメノユアが「次にやる曲が、今日の最後の曲になります。『INVOKE』という曲を届けたいと思います。この曲はユメノユアと同期のヤママチミキと歌詞を書きました」と話し、涙を浮かべる。ユアは「9年間、GANG PARADEでミキは誰よりも私のそばにいて、いろんなことを経験してきた仲間です。活動していく中で楽しいこともたくさんありました。でも、うまくいかないことのほうが正直多かったと思うんですね。それでもGANG PARADEはどんなときも、過去でも未来でもなくて、“今この瞬間”を大切に生きてきました。だから今日こうして野音に来てくれているあなたがいることが、すべてだと思います」とこれまでを振り返りながら、熱い思いを吐露していく。「1月28日、この場所を、私たちを選んでくれてありがとう。ギャンパレとしてやりたいことがあるのも、見たい景色があるのも、進んでいきたいと強く思うのも、何よりここにいる仲間とGANG PARADEとして生きていきたいと思えるのは、目の前にあなたがいてくれるからです」とファンに向けて笑顔を見せ、「遊び人の“君”がここにいてくれるなら、ギャンパレはどこまでも進んでいけます。だからこれからも私たちのそばにいてください!」と呼びかけた。MCで感動を誘ったあと、ギャンパレは熱いメッセージを込めた楽曲「INVOKE」を届け、盛大な歓声を浴びながらステージをあとにした。

アンコール / THE イナズマ戦隊提供の新曲を披露

GANG PARADE(撮影:外林健太)

GANG PARADE(撮影:外林健太)[拡大]

アンコールでは、遊び人からの熱い要望に応え「CAN'T STOP」で再び舞台が熱くなった。月ノウサギは観客に向けて感謝の意を表し、「ソールドアウト、本当にありがとうございます! 野音でしか見られない景色、それはみんなの笑顔です。実に5年ぶりにGANG PARADEとしてワンマンステージに立っています。後方の席の遊び人の姿もしっかりと見えていますよ。いつも支えてくれるファン、そしてひさしぶりに私たちのライブに足を運んでくれた皆さん、どの時代にもGANG PARADEと出会ってくれて心から感謝しています。今日ここにいてくれて、本当にありがとう!」と熱く語った。

月ノは続けて、「アンコールに入り、お祭りも終盤に差しかかっていますが、ここで新曲をお届けします。昨夏、私たちはかけがえのない出会いをしました」と、THE イナズマ戦隊との出会いを回想。「その出会いは、ライブを通じて、歌と言葉と音楽で直接人々に愛を伝える大切さを教えてくれました。THE イナズマ戦隊さんが書いてくれたのが、次にやる新曲です。この歌は痛みも喜びもともに味わってきたメンバーへの思いを歌に込めたものです。毎回この曲を聴くたび、歌うたびに、私たちは一人ではないと感じることができます。13人でいるGANG PARADEは、時には衝突もしますが、ともに歩んで戦える仲間がいる。そして、何より目の前に遊び人がいるから、決して一人ではないと感じられるのです。遊び人の皆さんにこの曲を聴いてもらいたい。あなたは一人じゃない、GANG PARADEがいると感じてもらえたらうれしいです。これから全力で愛を込めてこの曲を伝えます。そして、みんなと一緒にこの曲を歌いたい。初めての人も、寒さを感じている人も、それは関係ありません。全員の声を聞かせてください。この曲で、私たちはひとつにつながっていきます」と力強く語り、ファンとの一体感を強調した。

GANG PARADE(撮影:外林健太)

GANG PARADE(撮影:外林健太)[拡大]

熱いMCに続き、THE イナズマ戦隊が楽曲提供した新曲「ROCKを止めるな!!」へ。13人は「さぁ歌って踊って笑って」というポジティブなメッセージを歌い届け、ギャンパレとしてのプライドを示すような、熱く楽しいステージを展開した。そして最後にキラーチューン「Plastic 2 Mercy」をエネルギッシュに繰り出し、ライブをフィニッシュ。エンディングではユアが「今日は全国各地からここ日比谷野音に集まってくれたんじゃないかなって思うんです。だから今度は私たちが皆さんのもとに会いに行きたいと思います! 6月から全国ツアーを行います!」と新規ツアーの開催を宣言し、「全国を回るんだけど、その日にしかできないライブをお届けしたいと思います。今度はライブハウスでアツアツホカホカの遊び場を作りましょう! また暖かくなったら、皆さまに会えることを楽しみにしています!」と話した。そして「終わりよければすべてよし!」とユイ・ガ・ドクソンの音頭で一本締めをして、真冬の野音ワンマンの幕は降ろされた。

セットリスト

「天晴れ!真冬の大ギャンパレ音楽祭 in 日比谷野音」2024年1月28日 日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)

01. WINTER SONG
02. Happy Lucky Kirakira Lucky
03. シグナル
04. 躍動
05. pretty pretty good
06. SUPER PARTY PEOPLE
07. 赤ちゃん
08. BREAKING THE ROAD
09. ブランニューパレード
10. Anything Goes!!!!
11. lol
12. Traumerei
13. Gangsta Vibes
14. FOUL
15. 涙は風に、思いは歌に
16. INVOKE
<アンコール>
17. CAN'T STOP
18. ROCKを止めるな!!
19. Plastic 2 Mercy

※「Traumerei」のaはウムラウト記号付きが正式表記

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ライブ情報

「AVANTGARDE PARADE TOUR」

2024年6月1日(土)北海道 札幌PENNY LANE24
2024年6月8日(土)愛知県 THE BOTTOM LINE
2024年6月9日(日)静岡県 SOUND SHOWER ark
2024年6月15日(土)大阪府 BananaHall
2024年6月16日(日)滋賀県 滋賀U★STONE
2024年6月21日(金)宮城県 Rensa
2024年6月23日(日)福岡県 DRUM Be-1
2024年6月30日(日)神奈川県 Yokohama Bay Hall
2024年7月8日(月)東京都 LIQUIDROOM

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ユイ・ガ・ドクソン @DOCKSON_GANG

裏アカの見出しパンチ効きずきて🤣
ナタリーさんレポもぜひチェックよろです! https://t.co/rovcEKnBZr

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