3ボーカル、3コーラスという稀有な編成で独自のポップサウンドを築き上げてきたDannie May。彼らは1月にリリースした3rdアルバム「MERAKI」を携え、全国6都市を巡ってきた。ファイナルのSpotify O-EAST公演はチケット完売となり、当日はギリシャ語で「情熱を込める」という意味を持つ新作のタイトルとリンクするように会場が熱気に包まれた。
満員のO-EASTに熱気が充満
アルバムのイントロに接続するSEが鳴り響き、タイトルナンバー「MERAKI」でライブはスタート。「FUNKY MUSIC!!」では3人のボーカルと観客の声が交錯。「創造ゲーム」では田中タリラ(Vo,Key)の「創造のゲームをしよう」というひと言が聴衆を楽曲の世界へと引き込んだ。
ライブ中盤、アルバムのリード曲「未完成婚姻論」が披露され、「結婚しましょう そうしましょう」のシンガロングが発生。「ぐーぐーぐー」ではマサ(Vo, G)がステージからフロアへ降り立ち、会場のボルテージが最高潮に達した。Yuno(Vo, Kantoku)は「さすがにソールドアウトのイーストは熱気がすごいっすね。今日は来てくれてありがとう」と感謝を伝え、7年前に渋谷の小さなカフェで「Zeppを目指そう」と語り合った結成当初のエピソードを振り返る。とはいえ、まずは渋谷のライブハウスのステージを1つずつ経験していかねば。そんな思いで歩んできた道のりが語られた。
「Zeppでそのタイムカプセルを開けよう」
そして3人は「春を交わして」「ええじゃないか」「ダンシングマニア」と畳みかけライブにラストスパートをかける。人気ナンバー「色欲」では会場が大合唱で満たされた。ライブ終盤、マサは広島から上京した自身の経験を踏まえて語り出す。「都会って、泣いてる人が多い気がするんだよね。今日ここに来てるのは、そんなつらいことを忘れるためとか、今日をお守りにするためだと思う。このイーストの扉を出たらまた現実が待ってるかもしれない。でも、今日のことを思い出してくれたらうれしい」。その言葉に導かれるようにラストナンバー「レアライフ」を奏で、3人はステージをあとにした。
その後、結成当初の目標であったZeppを含むライブツアー「YOKAI」の開催が発表され、フロアから大歓声が湧き起こる。高揚感が渦巻く中メンバーが再登場し、新曲「傲慢」が初披露された。アンコール最後を飾ったのは「御蘇 -Gosu-」。この曲の音源のアウトロには、内容が判別できない3人の声が“タイムカプセル”のように収められており、彼らは長らく「Zeppでそのタイムカプセルを開けよう」と語ってきた。そんな約束が果たされる日がやってくる。
Dannie Mayは新たなツアーにて、10月3日に愛知・名古屋CLUB QUATTRO、4日に大阪・BIGCAT、9日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)でライブを実施する。チケットの最速先行はチケットぴあで3月22日まで受付中。なお新曲「傲慢」は3月4日に配信がスタートし、YouTubeでミュージックビデオが公開されている。
公演情報
Dannie May TOUR 2026「YOKAI」
2026年10月3日(土)愛知県 名古屋CLUB QUATTRO
2026年10月4日(日)大阪府 BIGCAT
2026年10月9日(金)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)
Dannie May「傲慢」(MUSIC VIDEO)
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音楽ナタリー @natalie_mu
【ライブレポート】Dannie May
満員のO-EASTで「MERAKI」ツアー完走
「Zeppでタイムカプセルを開けよう」
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