砂原良徳の10年ぶりアルバム、豪華見開き仕様でアナログ化

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3月に発売された砂原良徳の10年ぶりのフルアルバム「liminal」がアナログ化され、7月下旬に発売されることが決定した。

砂原良徳とは?

1969年生まれ、北海道出身のサウンドクリエイター/プロデューサー。1991年から1999年まで電気グルーヴのメンバーとして活躍し、日本のテクノシーンの基盤を築き上げる役割を担う。 電気グルーヴ在籍時よりソロ活動を始め、1995年に「Crossover」、1998年に「TAKE OFF AND LANDING」「THE SOUND OF '70s」という3枚のアルバムを発表。脱退後は2001年にアルバム「LOVEBEAT」をリリースしたほか、スーパーカーのプロデュースやリミックス、CM音楽を手がけるなど多方面で独自のセンスを発揮。特にアーティストの魅力を倍増させるアレンジやリミックスには定評がある。2007年3月には自身のキャリアを総括するベスト盤「WORKS '95-'05」を発表した。 2009年7月にキャリア初のサウンドトラック「No Boys, No Cry Original Sound Track」をリリースしたのを期に、「SUMMER SONIC 09」「WORLD HAPPINESS 2009」「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2009 in EZO」といった大規模な夏フェスに参加するなど、活発な活動を展開。2010年4月にいしわたり淳治とのユニット“いしわたり淳治&砂原良徳”としてシングル「神様のいうとおり」を発表したのち、7月にはシングル「Subliminal」を、2011年4月には待望のフルアルバム「liminal」をリリースする。 さらに、2009年11月に発売された電気グルーヴのシングル「Upside Down」収録の「Shangri-La (Y.Sunahara 2009 Remodel)」の“リモデル”を手がけたほか、2010年11月発売のagraphのアルバム「equal」のマスタリング、同じく11月発売のCORNELIUSのアルバム「FANTASMA」リマスタリング盤にてリマスターを担当。アーティストとしてのみならず、エンジニアとしての手腕も高い評価を獲得している。

アナログ盤「liminal」のイメージ写真。

アナログ盤「liminal」のイメージ写真。

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昨年のシングル「subliminal」に収録された「The First Step」「Capacity」のアルバムバージョンなど、独創的で深みのある計8曲が収められた「liminal」。ハイファイな音像とよりアグレッシブになった楽曲で、多くの電子音楽ファンを魅了した。ミックスとマスタリングは益子樹(ROVO)が担当。アートワークはムーグ山本(Buffalo Daughter)が手がけている。

アナログは2枚組で、CDの収録順に全8曲を収録。ジャケットは見開き仕様の豪華なデザインとなっている。コレクターズアイテムとなることは必至なので、早めに購入しておこう。

砂原良徳「liminal」アナログ収録曲

A1. The First Step(Version liminal)
A2. Physical Music
B1. Natural
B2. Bluelight
C1. Boiling Point
C2. Beat It
D1. Capacity(Version liminal)
D2. liminal

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