砂原良徳「LOVEBEAT」発売20周年で新ミックス＆マスタリング盤をリリース

2021年5月23日 12:00 760 20 音楽ナタリー編集部

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砂原良徳「LOVEBEAT」の“オプティマイズドリマスター（最適化）”盤が9月15日にリリースされる。

砂原良徳とは？

1969年生まれ、北海道出身のサウンドクリエイター／プロデューサー。1991年から1999年まで電気グルーヴのメンバーとして活躍し、日本のテクノシーンの基盤を築き上げる役割を担う。電気グルーヴ在籍時よりソロ活動を始め、1995年に「Crossover」、1998年に「TAKE OFF AND LANDING」「THE SOUND OF '70s」という3枚のアルバムを発表。脱退後は2001年にアルバム「LOVEBEAT」をリリースしたほか、スーパーカーのプロデュースやリミックス、CM音楽を手がけるなど多方面で独自のセンスを発揮。特にアーティストの魅力を倍増させるアレンジやリミックスには定評がある。2007年3月には自身のキャリアを総括するベスト盤「WORKS '95-'05」を発表した。 2009年7月にキャリア初のサウンドトラック「No Boys, No Cry Original Sound Track」をリリースしたのを期に、「SUMMER SONIC 09」「WORLD HAPPINESS 2009」「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2009 in EZO」といった大規模な夏フェスに参加するなど、活発な活動を展開。2010年4月にいしわたり淳治とのユニット“いしわたり淳治＆砂原良徳”としてシングル「神様のいうとおり」を発表したのち、7月にはシングル「Subliminal」を、2011年4月には待望のフルアルバム「liminal」をリリースする。さらに、2009年11月に発売された電気グルーヴのシングル「Upside Down」収録の「Shangri-La (Y.Sunahara 2009 Remodel)」の“リモデル”を手がけたほか、2010年11月発売のagraphのアルバム「equal」のマスタリング、同じく11月発売のCORNELIUSのアルバム「FANTASMA」リマスタリング盤にてリマスターを担当。アーティストとしてのみならず、エンジニアとしての手腕も高い評価を獲得している。

砂原良徳

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砂原良徳「LOVEBEAT -Optimized Remaster-」ジャケット［拡大］

砂原良徳「LOVEBEAT -Optimized Remaster-（初回限定盤）」
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砂原良徳「LOVEBEAT -Optimized Remaster-（通常盤）」
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砂原良徳「LOVEBEAT -Optimized Remaster-（アナログ盤）」
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「LOVEBEAT」は2001年5月23日にリリースされた砂原の4thソロアルバム。発売されてから今年で20周年を迎えたことを記念し、砂原自らサウンドデザインを追求して新たなミックス、マスタリングを施した作品となっている。今作は初回限定盤、通常盤、アナログ盤の3形態が用意され、初回限定盤には2009年8月に東京・LIQUIDROOMで行われたライブ映像を収録したBlu-rayが付属する。またアナログ盤にはボーナストラックとして「LOVEBEAT 2021 DUB Mix」と「2000-2001 YSST DEMO & LOOPS」が追加収録される。なおジャケットアートワークもリデザインされている。

さらに本日砂原のYouTube公式チャンネルが開設された。このチャンネルでは「LOVEBEAT」オリジナルバージョンのミュージックビデオや、アニメ「四畳半神話大系」のエンディングテーマ「神様のいうとおり」のMVなどが公開されている。

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砂原良徳「LOVEBEAT -Optimized Remaster-」収録内容

CD

01. EARTH BEAT
02. BALANCE
03. IN AND OUT
04. LOVEBEAT
05. SPIRAL NEVER BEFORE
06. ECHO ENDLESS ECHO
07. HOLD'ON TIGHT
08. SUN BEATS DOWN
09. BRIGHT BEAT
10. THE CENTER OF GRAVITY