蓮沼フルフィルは蓮沼がコンダクトする現代版フィルハーモニックポップオーケストラ・蓮沼執太フィルに、オーディションで選ばれた10名の新メンバーを加えた総勢26名からなるグループ。2018年8月に東京・すみだトリフォニーホールでお披露目公演「フルフォニー」を開催し、2019年にはGinza Sony Parkとのコラボレーションによりフルフィルの生演奏をグラスサウンドスピーカーで再現する体験型の展示が催されたが、スタジオ音源が商品化されるのは今作が初となる。
「フルフォニー|FULLPHONY」には蓮沼ソロ名義でもおなじみの楽曲「windandwindows」のフルフィルバージョン、お披露目公演に合わせて制作された4楽章からなる「FULLPHONY」、そしてそれらのリミックスバージョンを収録。なおレコーディングは2019年3月に行われており、同年8月開催の単独公演「日比谷、時が奏でる」を最後に蓮沼フィルでの活動を終了した木下美紗都の名前もメンバークレジットに連なっている。
蓮沼執太 コメント
「人が合奏する」ということは、そのひとの人生を「音」として重ね合わせることです。26人で重ねた音楽を多くの人々に感じ取って欲しいです。メンバーそれぞれが多様なジャンルの音楽の道を歩み、いま蓮沼執太フルフィルの場に集います。人々が集い音を奏でる「新世代の合奏の形」です。
蓮沼執太フルフィル「フルフォニー|FULLPHONY」収録曲
01. windandwindows
FULLPHONY<M2~M5>
02. I. Difference
03. II. Greeting
04. III. Gush
05. IV. Faces
06. windandwindows remix
FULLPHONY remixes<M7~M10>
07. I. Creep
08. II. Poly
09. III. Crystallize
10. IV. Pass
Tomoya Matsuura 松浦知也 @tomoya_nonymous
https://t.co/cHnQJgZyBW 初演奏から1年越しのレコーディングからもう1年越しにようやくリリースです!