本公演は2部制となっており、1部では蓮沼フィルにゲストアーティストを交えたコラボレーションステージと、総勢26人からなるフルフィルでの演奏が、2部では蓮沼フィルの1stアルバム「時が奏でる」の全曲再現ライブが行われた。開演前にはゲストの
フィルのメンバーと共にステージに登場した蓮沼執太は「こんばんは、蓮沼執太フィルです! 準備はいいかな?」と挨拶すると「NEW」でライブをスタートさせる。ラップパートでは「僕たちは今、日比谷野音にいる」から始まるオリジナルのリリックを交え、「元気に盛り上がって行くぞー!」と大きく声を上げた。2曲目ではフルメンバーと呼ばれる10名が加わった26名がステージに上がり、「windandwindows」を披露。蓮沼と木下美紗都のツインボーカルが野外の風に乗って伸びやかに広がり、さわやかなハーモニーを生み出していた。3曲目には蓮沼のグッズデザインやミュージックビデオなどを手がける平山昌尚がステージに呼びこまれる。蓮沼は「ヒマさん(平山)にVJをお願いしたら大きな段ボールを4つ持ってきてくれたのでがんばりたいと思います」と前置きし、「Meeting Place」のMVに使用されたイラストを映像と同様に人力で左右に動かしながらパフォーマンスした。4曲目は日比谷野音に「来るのも初、演るのも初」だというゲストの
続いては
2部ではフィルメンバーが「時が奏でる」を全曲演奏。代表曲「ONEMAN」に始まり、MCをほぼ挟まないまま収録順に次々と演奏していく。ライブではなじみ深い曲ばかりが並び、オーディエンスも楽しげに聴き入っていた。またライブがクライマックスに差しかかった頃のメンバー紹介で蓮沼が、フィルメンバーとして最後のライブ出演となる木下に「キノピー、ありがとう!」と感謝の言葉を贈る場面もあった。最後に蓮沼フィルは「Hello Everything」を一丸となって演奏し、客席からの大喝采を浴びながら初の野音公演を終えた。
蓮沼執太フィル「日比谷、時が奏でる」2019年8月25日 日比谷野外大音楽堂 セットリスト
第1部
01. NEW
02. windandwindows
03. Meeting Place feat. 平山昌尚
04. CHANCE feat.
05. 新曲(タイトル未定)feat. KAKATO(
06. off-site remix feat.
07. 4O JDs remix feat. JAZZ DOMMUNISTERS(
08. ある鼓動 feat.
09. FULLPHONY
第2部
01. ONEMAN
02. Earphone & Headphone in my Head - PLAY0
03. ZERO CONCERTO
04. Triooo - VOL
05. YY
06. wannapunch! - Discover Tokyo - Sunny Day in Saginomiya
07. SoulOsci
08. Hello Everything
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蓮沼執太|Shuta Hasunuma @Shuta_Hasunuma
ナタリーに蓮沼執太フィル野音のライブレポートがアップされました。当日の輝く時間が伝わるテキストと写真があります。
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