ムーンライダーズ武川雅寛、6年ぶりソロアルバムは死に直面した体験を反映

ムーンライダーズの武川雅寛が5枚目のソロアルバム「a journey of 28days」を明日10月17日にリリースする。

武川がソロ作を発表するのは2012年8月の「dregs of dreams」以来6年4カ月ぶり。今作は2015年に発症した急性大動脈解離で死に直面した体験が色濃く反映された内容となっており、彼が病床で見た夢や思いを歌詞に盛り込んだ新曲や、病の影響で声帯が傷つきかすれた“今の声”でセルフカバーしたムーンライダーズの楽曲など全11曲が収められる。なおサウンドプロデュースは夏秋文尚が担当。梅津和時、近藤研二、かわいしのぶ、佐藤優介（カメラ＝万年筆）、伊藤隆博、大野慎矢、Rom Chiakiといった面々も演奏で参加している。

また武川は11月から12月にかけて「a journey of 28days」の発売を記念したレコ発ツアーを開催。これまでは主治医に禁止されていたという飛行機への搭乗も解禁され、ファイナルでは北海道公演も実施する。各公演会場の物販で今作を購入すると限定音源を収録したCDがプレゼントされるほか、終演後のサイン会にも参加できる。