スターダストの次世代担う“NEXT GIRLS”青年館に集結

スターダストプロモーションの所属アーティストによるライブイベント「ふじいとヨメの七日間戦争『俺のNEXT GIRLS』」が、1月10日に東京・日本青年館にて開催された。

1月6日から7日間にわたり、合計15のさまざまなイベントが繰り広げられている「ふじいとヨメの七日間戦争」。昨日の「俺のNEXT GIRLS」には、女優のMIORI率いるLAGOON、10代の4人組ガールズバンド・Le Lien、私立恵比寿中学からソロデビューを果たした真山りか、乙女新党を卒業した葵わかな、スターダスト福岡営業所所属タレントによるF-girls、スターダストのお姉さんユニット・S★スパイシー、私立輝女学園から生まれたユニット・私立輝女学園音楽部、大阪を拠点に活動するたこやきレインボーと、スターダストの“NEXT”を感じさせる8組が集結した。

ライブのオープニングはLe Lienのバンド演奏からスタート。4人は2曲のオリジナルソングに加えてエビ中のナンバー「ザ・ティッシュ ～とまらない青春～」のカバーを披露し、冒頭から会場を大きく沸かせた。続いて登場した私立輝女学園音楽部はこの日が最後のステージであることを発表。目に涙を浮かべつつも元気に2曲をパフォーマンスした。福岡からやってきたF-girlsは、KAGAJO☆4Sの「決められないよ、どっちかなんて」と、ももいろクローバーZも歌うmihimaru GTの「ツヨクツヨク」を披露。自己紹介ではそれぞれお気に入りの博多弁を紹介するなど、フレッシュな魅力で観客を惹き付けた。

ソロで登場した葵わかなは、大好きなアニメソングの中から「けいおん!!」の「NO, Thank You!」、「ラブライブ！」の「Dancing stars on me!」をレパートリーとしてチョイス。葵は現在女優業を中心に行っており、2月末には彼女が出演する映画「くちびるに歌を」が全国公開される。同じくソロでの出演となったエビ中・真山りかは、昨年11月にリリースされた1stソロシングル「Liar Mask」をパフォーマンス。「イベントの箸休めに私の曲を聴いてください」と謙虚な姿勢を見せつつも、「Liar Mask」のカップリングに収められたバラードソング「蜃気楼」を情感たっぷりに歌い上げ、エビ中とは違う一面を見せた。

S★スパイシーは2009年から活動するグループで、現在は栗田萌と松尾寧夏の2人組ユニットとして活動中。2人は「SGC★スパイシー」「私を二郎に連れてって」「エキゾチックスパイス」と個性あふれるナンバー3曲を歌い観客を魅了した。続くLAGOONのバンドセットを準備する間は、サイドステージを使って真山のMCによるトークコーナーへ。真山はパフォーマンスを終えたばかりのS★スパイシーと、すでにライブを終えたLe Lien、私立輝女学園音楽部、F-girlsの代表メンバーと葵わかなを呼び込み、和気あいあいとステージの感想を語り合う。真山に今年の目標を聞かれたS★スパイシーは、全国ツアーと4thシングルの発売と宣言。この日がラストライブとなった私立輝女学園音楽部の辻野かなみは「まさか私たちがこんな大きな会場でできるとは夢にも思ってなかったのでドキドキでしたが、ファンの皆さんが一緒に踊ってくれて、楽しく最後のライブを終えることができました。皆さんありがとうございました！」と感謝の言葉を述べた。

LAGOONが満を持してバンドセットにスタンバイすると、場内には大きな歓声が上がる。彼女たちは本業との“二足のわらじ”で活動するバンドとして昨年11月にメジャーデビューを果たしたばかり。この日のステージではデビューシングルから「君の待つ世界」「Dear Friend」「Are You Ready?」の3曲を披露し、重厚なバンドサウンドとパワフルなボーカルで観客を圧倒した。そして最後は、イベント3日目にソロライブ「俺のたこ虹ライブ」を行ったたこやきレインボーが登場。「俺のたこ虹ライブ」をインフルエンザのため欠席した春名真依も復活を果たし、5人揃ってのステージとなった。彼女たちはステージを所狭しと駆け回りながら4曲を畳み掛け、合計2時間におよんだイベントをにぎやかに締めくくった。