エビ中、2015年のライブ初め＆2度目の青年館はまさかの6人体制で

私立恵比寿中学が昨日1月7日、東京・日本青年館にてワンマンライブ「俺のエビ中ライブ」を行った。

このライブは、1月6日より7日間連続で開催されるスターダストプロモーションの企画「ふじいとヨメの七日間戦争」の一環として実施されたもの。昨年加入した新メンバーエビ中にとって2015年初のワンマンとなったが、メンバーのうち廣田あいかと松野莉奈はインフルエンザにより急遽欠席。真山りか、安本彩花、星名美怜、柏木ひなた、小林歌穂、中山莉子の6人のみでの参加となった。なおエビ中が日本青年館のステージに立つのは、2012年7月に行われた初のホールコンサート「私立恵比寿中学 ファーストコンサート『じゃあ・ベストテン』」以来で、昨年“転入”した小林と中山にとっては今回が初めて。

「皆さん、新年明けましておめでとうございます！ もう二度と観られない6人の俺のエビ中、どうか、あ、どうか全力で応援よろしくお願いします！」という真山の前口上に続き、6人は登場曲「ebiture」に乗せて和柄を取り入れた新衣装でステージへ。1曲目の「大漁恵比寿節」では冒頭のセリフを小林が担当したり、「未確認中学生X」では“大王イカ”が出てこなかったりと、6人ならではの変則的なフォーメーションでライブは進んでいく。

また自己紹介のMCでは廣田と松野の順番になるとスクリーンに2人の姿が映し出され、自己紹介のフレーズはステージ上のメンバーがモノマネで代行。6人は挨拶に付け加えてそれぞれ「二代目高城れにちゃんを目指します！」（安本）、「白熊のようにカッコよくもかわいく、表現も白熊のように大きく、そして身長も伸ばせたらいいなと思います」（柏木）、中山は「目標はカナダに行ってオーロラの下で大学芸会をすることです」（中山）、「今日はまさかのこの6人で。最初で最後だと思うので、今日だけしか観られないエビ中を楽しんでください！」（星名）、「私の今年の抱負は諦めないことです」（小林）、「今年こそ身長が185cmになれるように、いっぱい牛乳を飲んで、マシュマロも食べて、よく寝て、よく寝て、よく寝てがんばります」（真山）と新年の抱負と当日の意気込みを語った。

曲中の寸劇でテスト用紙を配らない「踊るガリ勉中学生」、廣田の決めゼリフを柏木がモノマネでフォローする「えびぞりダイアモンド!!」など6人編成を逆手に取ったようなにぎやかなパフォーマンスで次々と楽曲を畳み掛けていくエビ中。終盤のMCでは3人ずつ2チームに分かれ、正月らしく羽子板対決を行た。結果、ステージ左側に立つ真山、星名、小林の“下手（しもて）チーム”が惨敗を喫し、3人は顔に落書きをされた状態で終盤の4曲を歌うことに。最後は「私たちにとってすっごくすっごく深い思い出があるあの曲で締めくくりたいと思います！」という星名の紹介から、2012年の日本青年館公演で2度歌われたメジャーデビュー曲「仮契約のシンデレラ」へ。合計21曲におよんだ6人編成のエビ中のステージはにぎやかにフィナーレを迎えた。

エビ中は1月28日に2ndフルアルバム「金八」をリリース。2月7日には千葉・幕張メッセイベントホールにて公式ファンクラブ「秘密結社★ブラックタイガー」会員限定イベントを行う。