ストレイテナー対バンツアー開幕！初日に新曲プレゼント

ストレイテナー主催の対バンツアー「Tour STOUT」が、2月4日の東京・Zepp Tokyo公演からスタートした。

今回のツアーは、過去楽曲のセルフカバーを中心に収録した最新作「STOUT」のレコ発ツアー。初日となったこの日は、オリジナルメンバーで復活を果たしたばかりのsmorgasが登場した。

先攻を務めたsmorgasは「今日はアゲるためにやってきたぜ！」と来門（MC）が宣言したとおり、ヘビーかつアッパーなナンバーで序盤から飛ばしまくる。来門とアイニ（MC）の絶妙な掛け合いや激しいサウンドは、初めて彼らのことを観るオーディエンスの心もつかんでいった。

合間のMCでは「今オリジナルメンバーでやってるけど、やってる曲は13年前とかの曲なんだよね。すげえっしょ？」「これから新曲作ってガンガンやっていくんでよろしく！」と自らの存在を猛アピール。エネルギッシュなステージを繰り広げ、ストレイテナーにバトンを渡した。

続いて大歓声で迎えられたストレイテナーは、smorgasの熱演を受け気合の入ったパフォーマンスを展開。ナカヤマシンペイ（Dr）は破壊力あるドラムでバンドサウンドを支え、ホリエアツシ（Vo, G）は伸びやかな声を響かせる。日向秀和（B）はうねるベースで、大山純（G）はトリッキーなギターフレーズで観客を魅了。ツアー初日とは思えない4人の一体感のあるプレイにオーディエンスは興奮を隠さず盛り上がる。

「STOUT」に収録されている「BERSERKER TUNE」が始まると、会場の熱気はさらに上昇。オリジナルよりBPMを上げたリズムにあわせてOiコールが沸き起こり、ペットボトルの水が弧を描きながらフロアに散る。さらにこの日は、ライブ映えする新曲も披露。まさかのプレゼントに、オーディエンスは大きな歓声で応えた。

「Tour STOUT」は今後、仙台、名古屋、大阪、福岡、広島で行われ、2月26日の北海道・Zepp Sapporoでファイナルを迎える。