2月に電気グルーヴのシングル「Fallin' Down」がリリースされた際、初回限定盤付属DVDに収められたトレイラー映像で
大根は「モテキ」「恋の渦」「バクマン。」などの映画で監督を務めてきたが、ドキュメンタリー映画を手がけるのは今回が初。石野卓球とピエール瀧からのオファーを受けての監督就任となったが、大根は「電気グルーヴのヒストリーを2時間やそこらでまとめることなんかできるわけないじゃないですか!!!」「最近会った卓球さんは『頼んだ覚えはない』、瀧さんには『まかせる。出来上がりを観て文句を言う』と…。誰かこの仕事代わって!!!」と、悲鳴に近いコメントを寄せている。
今回の映画は本邦初公開となる結成後初のライブの模様や過去のさまざまな記録映像、縁の深いアーティストやスタッフ、業界関係者のインタビューなどで構成される。
昨日7月13日に東京・LIQUIDROOMにて行われた電気グルーヴのワンマンライブ「LIQUIDROOM 11th ANNIVERSARY」では、アンコール終了後に映画の予告映像を上映。スクリーンに過去の貴重なライブ映像やアーティストたちの証言が流れるたび、フロアからは驚きの声や爆笑が起こっていた。
映画「DENKI GROOVE THE MOVIE? ~石野卓球とピエール瀧~」キャスト
電気グルーヴ(石野卓球、ピエール瀧) /
※記事初出時、本文の一部アーティスト名の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。また映画の内容について誤解を与える表現があったため、本文を一部変更いたしました。
大根仁監督 コメント
いちばん面白くて、いちばん狂っていて、いちばんカッコ良い先輩たちは、同時にいちばん近づきたくない、すなわちいちばん仕事をしたくない存在でした。
昨年春、この映画の企画をマネージャー道下氏に告げられたとき、それは赤紙招集のような、恐怖新聞が届いたような気持ちでした。道下氏もそれを気遣ったのか、高級鰻店をセッティングしてくれたのですが、せっかくの鰻もマムシの蒲焼きにしか思えませんでした。「オレが断ったらどうなりますか?」「んー、まあ誰か別の監督にお願いすると思いますが…二人から挙がったのが大根さんの名前だったんですよ」「…」
リンク
- DENKI GROOVE THE MOVIE? SPECIAL SITE
- DENKI GROOVE OFFICIAL WEBSITE
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
山口 一郎 (11月16日復帰予定) @SAKANAICHIRO
電気グルーヴが本当に映画化!まりん、CMJK、小山田、サカナ山口ら出演 - 音楽ナタリー http://t.co/N5oWLdwzx1
電気グルーヴの歴史を今まで深く探られてこなかったのは本当に不思議でした。ファンにとってもシーンにとっても重要な映画になると思います。