坂本龍一「音楽図鑑」リマスター盤に未発表曲も多数追加

坂本龍一のソロアルバム「音楽図鑑」のリマスター盤「音楽図鑑-2015 Edition-」が3月25日にリリースされる。

「音楽図鑑」は坂本がYMO散開後の1984年に発表した4作目のソロアルバム。現在もライブでたびたび演奏される「TIBETAN DANCE」をはじめ、多彩な楽曲が収録されている。今回発売されるリマスター盤には、ニッセイのノベルティレコード「きみについて」のカップリング曲「夜のガスパール」や「青ペンキの中の僕の涙」を追加収録。さらに未発表曲、未発表バージョンを多数収めたDISC 2が同梱される。

今作のリマスタリングはオノセイゲンが担当。ブックレットには藤井丈司らによるレコーディング当時の証言をつづった、雑誌「サウンド＆レコーディング・マガジン」編集人の國崎晋氏が手がけたライナーノーツが掲載される。

またCD発売に先駆けて、3月20日に東京・ユニバーサルミュージック本社会議室にて「音楽図鑑」リマスター盤の試聴会が開催される。この日は國崎氏と早稲田大学教授の小沼純一氏、リマスターを担当したオノセイゲン氏がゲストとして出演。MIDI INC.のFacebookでは試聴会への参加希望者の応募を、本日3月10日いっぱいまで受け付けている。