成田屋ゆかりの演目ずらり、新橋演舞場の初芝居「初春大歌舞伎」幕開け

2

85

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 9 37
  • 39 シェア

「初春大歌舞伎」が、本日1月3日に東京・新橋演舞場で開幕した。

「初春大歌舞伎」昼の部より、「寿初春 仕初口上」の様子。

「初春大歌舞伎」昼の部より、「寿初春 仕初口上」の様子。 [高画質で見る]

「初春大歌舞伎」昼の部より、「操り三番叟」の様子。

「初春大歌舞伎」昼の部より、「操り三番叟」の様子。 [高画質で見る]

昼の部は、新年を寿ぐ初春公演に相応しい祝儀舞踊「操り三番叟」で幕開け。「操り三番叟」には、三番叟を勤める市川右團次、後見の市川九團次が出演する。続く「歌舞伎十八番の内 鳴神」では、鳴神上人を中村福之助中村鷹之資、雲の絶間姫を大谷廣松がそれぞれ初役で勤める。

「初春大歌舞伎」昼の部より、「歌舞伎十八番の内 鳴神」Aプロの様子。

「初春大歌舞伎」昼の部より、「歌舞伎十八番の内 鳴神」Aプロの様子。 [高画質で見る]

「初春大歌舞伎」昼の部より、「一谷嫩軍記 熊谷陣屋」Aプロの様子。

「初春大歌舞伎」昼の部より、「一谷嫩軍記 熊谷陣屋」Aプロの様子。 [高画質で見る]

その後の時代物「一谷嫩軍記 熊谷陣屋」では、市川團十郎が約10年ぶりに主人公の熊谷次郎直実役を勤め、熊谷直実の武将としての生き様と悲哀を力強く表現するほか、中村虎之介が初役で源義経を演じる。昼の部の切は「寿初春 仕初口上」。“仕初め”は、江戸時代から執り行われている初春の儀式で、出演俳優が居並ぶ中、座頭の俳優が観客の前で“巻”を読み上げる。「寿初春 仕初口上」の中で、團十郎が“にらみ”を披露すると、会場はめでたい雰囲気に包まれた。

「初春大歌舞伎」夜の部より、「歌舞伎十八番の内 矢の根」の様子。

「初春大歌舞伎」夜の部より、「歌舞伎十八番の内 矢の根」の様子。 [高画質で見る]

夜の部は、荒事の魅力あふれる「歌舞伎十八番の内 矢の根」で開幕。江戸時代は、曽我兄弟の仇討ちを題材にした曽我物を初春興行で上演するのが吉例とされており、現代に至るまでその伝統が脈々と受け継がれてきた。今回は、成田屋の芸である「矢の根」に、曽我五郎を初役で勤める市川新之助が挑戦する。

「初春大歌舞伎」夜の部より、「児雷也豪傑譚話」の様子。

「初春大歌舞伎」夜の部より、「児雷也豪傑譚話」の様子。 [高画質で見る]

「初春大歌舞伎」夜の部より、「新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子」の様子。

「初春大歌舞伎」夜の部より、「新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子」の様子。 [高画質で見る]

河竹黙阿弥が八代目市川團十郎に当てて書き下ろした「児雷也豪傑譚話」では、当代の團十郎が児雷也実は尾形弘行を初役で勤める。夜の部を締めくくる歌舞伎舞踊屈指の大曲「新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子」には、小姓弥生後に獅子の精役を勤める團十郎、胡蝶の精役を勤める市川ぼたんと新之助が登場する。「初春大歌舞伎」の公演は1月27日まで。

なおステージナタリーでは「初春大歌舞伎」に出演中の廣松、福之助、虎之介、鷹之資の座談会を掲載。大役を勤める意気込みやそれぞれの関係性について、さらに2026年に「挑みたいこと」を聞いた。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像(全14件)

「初春大歌舞伎」昼の部(2026年)

開催日程・会場

2026年1月3日(土)〜27日(火)
東京都 新橋演舞場

出演

一、操り三番叟

三番叟:市川右團次
後見:市川九團次

二、歌舞伎十八番の内 鳴神

鳴神上人:中村福之助(Aプロ) / 中村鷹之資(Bプロ)
雲の絶間姫:大谷廣松

三、一谷嫩軍記 熊谷陣屋

熊谷次郎直実:市川團十郎
源義経:中村虎之介
堤軍次:中村鷹之資(Aプロ) / 中村福之助(Bプロ)
梶原平次景高:片岡市蔵
白毫弥陀六実は弥平兵衛宗清:市川男女蔵
藤の方:中村扇雀
熊谷妻相模:中村雀右衛門

四、寿初春 仕初口上

市川團十郎
後見:市川齊入

公演・舞台情報

「初春大歌舞伎」夜の部(2026年)

開催日程・会場

2026年1月3日(土)〜27日(火)
東京都 新橋演舞場

スタッフ

二、児雷也豪傑譚話

作:河竹黙阿弥
補綴・演出:石川耕士
演出・振付:藤間勘十郎

三、新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子

作:福地桜痴

出演

一、歌舞伎十八番の内 矢の根

曽我五郎:市川新之助
曽我十郎:中村虎之介
大薩摩主膳太夫:市川男女蔵
馬士畑右衛門:片岡市蔵

二、児雷也豪傑譚話

児雷也実は尾形弘行:市川團十郎
草刈娘実は弘行妹深雪姫:市川ぼたん
腰元高嶺:大谷廣松
神矢宗高:中村福之助
月影照義:中村虎之介
奴五百平:中村鷹之資
更科玄蕃:市川九團次
仙素道人:市川男女蔵
山賊夜叉五郎:市川右團次
高砂勇美之助:中村扇雀

三、新歌舞伎十八番の内 春興鏡獅子

小姓弥生後に獅子の精:市川團十郎
胡蝶の精:市川ぼたん / 市川新之助
用人関口十太夫:市川九團次
家老渋井五左衛門:市村家橘

公演・舞台情報
無断掲載防止

この記事が役に立ったらいいね!をお願いします

いいね!をすると、Xのタイムラインであなた向けのナタリーの記事が表示されやすくなります。

いいね!する

読者の反応

  • 2

松竹演劇部 @shochiku_stage

【#新橋演舞場】「#初春大歌舞伎」
[WEB掲載情報📱]

#成田屋 ゆかりの演目ずらり、新橋演舞場の初芝居「初春大歌舞伎」幕開け(舞台写真あり) https://t.co/XBFDoXPXDs

1/27(火)まで上演中🪭

コメントを読む(2件)

関連記事

市川團十郎のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 「初春大歌舞伎」昼の部(2026年) / 「初春大歌舞伎」夜の部(2026年) / 市川團十郎 / 市川新之助 / 市川ぼたん / 市川右團次 / 市川九團次 / 中村福之助 / 中村鷹之資 / 大谷廣松 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします