「ギア-GEAR-」が関東に初進出。千葉・千葉ポートシアターのこけら落とし公演として、12月22日より「『ギア-GEAR-』 East Version」と銘打ち関東オリジナルバージョンの上演を行う。本日10月25日には出演者の
「ギア-GEAR-」は、2012年から京都の専用劇場で上演されているノンバーバルパフォーマンス。今年17年4月にロングラン6年目に突入し、10月には観客動員数15万人を突破、2000回公演を達成した。
会見には「East Version」の主催であるラオックス株式会社より代表取締役の羅怡文が登壇。羅は「日本の玄関口でもある千葉にギア専用劇場を作りました。メイド・イン・ジャパンのエンタテインメントを提供していきます」と挨拶した。
そして「ギア-GEAR-」プロデューサーの小原啓渡が登壇。小原は「京都公演では海外の方から『ランチボックス(弁当箱)みたいだね』という感想も聞きました。東京オリンピックもありますので、言葉の障壁がない本作を、より多くの方に観ていただきたいです」と呼びかけた。
続いては藤咲、HIRONAGA、TAKUYA、YOURI、CONROら出演者が登場。ドールパートを担当する藤咲は「でんぱ組メンバーの古川未鈴さんには『ピンキー(藤咲の愛称)は、人形っぽい顔してるよね』と言われました」と、メンバーから背中を押されたエピソードを話す。また「ダンスをコピーをするのが得意なので、5日間のお稽古で動きは覚え切ることができました。これから肉付けをしていきます」と自信をのぞかせた。
また言葉を発さないパフォーマンスへの挑戦について藤咲は「(ライブでは)歌って踊る中で自然と表情を出せるのですが、今回はそれができないので、壁にぶち当たっています」と課題を告白する。
ブレイクダンスパートのHIRONAGAは「得意の回転技やパワームーブで誰よりも観客を沸かせたいです」と宣言。マイムパートのTAKUYAは「ダンスで鍛えた身体能力を生かしてマイムに初挑戦します」と述べる。マジックパートのYOURIは「本作を通してマジックをより多くの人に知っていただきたいです」と期待を語る。ジャグリングパートのCONROは「ジャグリング世界大会でチャンピオンになった経験もありますが、ナレーターのお仕事もしております。ノンバーバルではあるのですが、声も生かしていけたら」とコメントした。
小原は「East Version」について「劇場も100人規模から200人規模になり、衣装や演出が変わります。パフォーマーが日替わりで出演しますので、何通りも組み合わせがあるのも魅力です」と解説。これに対し藤咲は「京都公演を何度も観させていただいたのですが、阿吽の呼吸もあると思うので(出演者は)大変そうです」と切り返した。
また自身が演じるドール役について「目をパチパチあけるシーンが多いのですが、コンタクトなので目を閉じてしまったり、ドール役の先輩方に『幸薄い顔してる』と言われてしまって、表情をがんばって練習してます」と笑いを誘った。
最後に藤咲は「演技は初めてなので緊張していますが、ドールの魅力を出せるよう、たくさん成長できればと思います」と締めくくった。
「『ギア-GEAR-』 East Version」
2017年12月22日(金)~
千葉県 千葉ポートシアター
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