J-HOPEのライブにBTS全員集合、デビュー12周年記念日は「とても幸せな日」

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BTSのJ-HOPEが6月13、14日に韓国・高陽総合運動場メインスタジアムにてソロコンサート「j-hope Tour 'HOPE ON THE STAGE' FINAL」を開催。この記事では13日公演の模様をレポートする。

J-HOPE (P)&(C)BIGHIT MUSIC

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会場付近は12周年のお祭りムード

「2025 BTS FESTA」の様子。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

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2月末に韓国・KSPO DOMEで開幕した「HOPE ON THE STAGE」は、J-HOPEにとって初の単独ワールドツアー。「j-hope Tour 'HOPE ON THE STAGE' FINAL」はそのアンコール公演にあたる。公演初日の6月13日はBTSのデビュー12周年記念日。高陽総合運動場メインスタジアムからほど近いKINTEX 第2展示場では、BTSの12周年を祝うイベント「2025 BTS FESTA」も同日程で開催された。

「2025 BTS FESTA」の様子。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

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兵役義務を終え、すでにソロ活動をしているJIN、J-HOPEに続き、6月10日にはRMとV、6月11日にはJIMINとJUNG KOOKが除隊。社会服務要員として代替服務中のSUGAも今月中には召集解除を控えており、BTS全員が軍服務を終えてファンのもとへ戻ってくる予定とあって、高陽総合運動場メインスタジアム付近一帯はお祭りムードに。「2025 BTS FESTA」にはJ-HOPEのチケットを手に入れた人はもちろん、BTSの完全体での復帰を待ちわびていたARMY(BTSファンの呼称)が大勢訪れ、メンバーからのボイスメッセージを聞けるブース「VOICE ZONE」やメンバーの好みを反映した展示「BTS LOCKER」、来場者がメンバーへのメッセージを残せる「COLORING WALL」、BTSの代表的なモチーフの1つであるクジラを模したフォトスポットなど、さまざまなコンテンツを楽しんだ。

JUNG KOOKと敬礼!そして「Seven」でコラボ

J-HOPE (P)&(C)BIGHIT MUSIC

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小雨模様の「j-hope Tour 'HOPE ON THE STAGE' FINAL」の始まりを告げたナンバーは「What if...」。真っ赤な衣装を着たJ-HOPEは鬼気迫るパフォーマンスで会場の空気を掌握し、「Pandora's Box」「Arson」「STOP」と矢継ぎ早に楽曲を繰り出していく。「皆さんが流してるのが汗か雨かわからなくなるほど、今日を一所懸命楽しみましょう!」と呼びかけたJ-HOPE。「この公演を意義深い日……6月13日に行うことになってとても光栄です」とBTSの12周年記念日当日にライブができる喜びを語ると、客席から万雷の拍手が降り注いだ。

J-HOPEとJUNG KOOK。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

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JUNG KOOK (P)&(C)BIGHIT MUSIC

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JUNG KOOKとのコラボ曲「i wonder...(with Jung Kook of BTS)」では、2日前に除隊したばかりのJUNG KOOKがサプライズ登場し、美声を響かせる。声を重ねた2人は熱く包容し、敬礼を交わし合った。いつもと違って口数の少ないJUNG KOOKの緊張を解したあと、J-HOPEは一度ステージをJUNG KOOKに委ねて退場し、ここからはJUNG KOOKのステージに。「ひさしぶりに皆さんの前でステージを披露することができてうれしい」と、ひさびさに観るスタジアム一面のARMY BOMB(BTSのペンライト)の光に感動した様子のJUNG KOOKはヒット曲「Seven(feat. Latto)」を披露。曲の後半ではLattoのパートをJ-HOPEが担い、再び2人によるコラボステージが繰り広げられた。

セクシーな新曲「Killin' It Girl(feat. GloRilla)」お披露目

「j-hope Tour 'HOPE ON THE STAGE' FINAL」の様子。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

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「JUNG KOOKさんにひさしぶりに会えてうれしいですよね? 皆さん、このテンションのまま一緒に踊ってみましょうか?」と呼びかけたJ-HOPEは「Trivia 起 : Just Dance」を歌唱。熱量を帯びていくJ-HOPEのパフォーマンスにARMYたちが熱狂する中、ステージからウォーターキャノンで水が撒かれ、会場の盛り上がりは最高潮となった。このコンサートでJ-HOPEは6月13日当日にリリースした新曲「Killin' It Girl(feat. GloRilla)」をお披露目。ダンサーとともに情熱的でセクシーなダンスを踊り、オーディエンスに強烈な印象を与えた。

客席にRM、SUGA、V、JIMINが

J-HOPE (P)&(C)BIGHIT MUSIC

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「海外ツアー最後の大阪公演で感情がこみ上げて、泣いてしまいましたが、今日は6月13日! 楽しい日なので笑うしかありません。笑ってもいいですか? それだけとても幸せな日であり、ARMYの皆さんにとってもそうですし、メンバーたちにとってもそうです。今日ここにメンバーたちが来てくれました」とJ-HOPEが話すと、モニターには客席でライブを楽しむRM、SUGA、V、JIMINの姿が。ハートマークをステージに送るメンバーたちに「サランヘ」(愛してる)と返したJ-HOPEは「メンバーたちがみんな軍服務を終えて帰ってくるタイミングになりました。これからお見せできることが多いでしょう……一生懸命に準備してお見せしますので、楽しみにしていてください。メンバーたちへ、拍手をお願いします。お疲れさま!! 僕はさっき『HANGSANG』(“仲間たち”について歌った曲)をメンバーたちを見ながら歌いました。とても大切な存在で……彼らがいなかったら僕もいなかったし、皆さんがいなかったらグループも存在しませんでした。いろいろな意味で僕たちはつながっていると思います。本当にありがとうございます。僕はいつも同じです。体が動く限り、いいステージをお見せします。ずっといい音楽をお聴かせしたいと思います。ありがとうございます」とメンバーとARMYへの感謝の言葉を述べる。そして最後にJ-HOPEは「I am your HOPE! You are my HOPE! I am J-HOPE!!!」とキャッチコピーを述べ、原点とも言える楽曲「Hope World」で本編を締めくくった。

J-HOPEとJINの「Spring Day」、そしてJUNG KOOKも加わりあの曲も

JIN (P)&(C)BIGHIT MUSIC

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左からJIN、J-HOPE、JUNG KOOK。(P)&(C)BIGHIT MUSIC

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アンコール1曲目はBTSの名曲「Spring Day」。先ほど客席に姿がなかったため登場が期待されていたJINもステージに参加し、ARMY BOMBの光によって一面紫色に染まった会場でJ-HOPEと2人で美しいハーモニーを響かせた。Coldplayのツアーの韓国公演に出演したものの、大勢のARMYの前に立つのはひさしぶりのJINは「ファンの皆さんの前に立つのは緊張するものなんだな、と改めて感じます。このような機会を作ってくれて、感謝します」とライブに誘ってくれたJ-HOPEに感謝。J-HOPEは「とんでもありません。カッコよく、今日のような素敵な日に、一緒にいてくれてありがとうございます」とJINに感謝し、JUNG KOOKと同じようにステージをJINに託した。JINは「6月13日はデビュー日だからステージをやるべきだと思って、J-HOPEさんに単刀直入にお願いしました。やらせてほしいと。だから、今日来ましたし、早速お見せします」と、J-HOPEに直談判して今回出演が決まったことを明かしたあと、5月にリリースした「Don't Say You Love Me」をパフォーマンス。サプライズステージはここで終わりではなく、JIN、J-HOPE、JUNG KOOKによるコラボ曲「Jamais Vu」も披露され、スペシャルなステージに来場者は熱い視線を注いだ。

「잔잔국(ジャンジャングク)の3人で初めて歌いましたね」と、2人と肩を組んだJ-HOPE。「= (Equal sign) 」の歌い出しで2人を送り出すと、再び1人のステージに。「Future」でARMYにエールを送り、最後は「NEURON (with Gaeko, yoonmirae)」のパフォーマンスでライブをフィニッシュ。花火が打ち上がる中、大合唱に包まれたJ-HOPEは「サランヘ!」(愛してる)と叫んで、ステージから姿を消した。

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