本日7月7日に東京・イイノホールで行われた劇場アニメ「
8月9日に公開される「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」は、絶滅したはずの恐竜が東京の真ん中で大暴れする“恐竜超大作ムービー”。野原家の愛犬・シロと小さな恐竜・ナナの友情、しんのすけたちカスカベ防衛隊のひと夏の成長が描かれる。北村はナナの秘密を巡ってしんのすけたちと行動をともにする生物学の研究者・ビリーを演じる。また同じくゲスト声優として
試写会前には舞台挨拶が行われ、まずステージには野原しんのすけが登壇。しんのすけが司会者の佐藤ちひろアナウンサーを口説くひと幕を挟んで、北村、オズワルド、ディノズアイランドのガイド・アンジェラ役の
客席に座る多くの子供を前に、北村は「皆さんと同じで『しんちゃん』と幼い頃に出会いまして、大人になってこの作品の一員になれると思っていなかったので感慨深い気持ちでいっぱいです」とコメント。戸松も「私もリアルしんちゃんの歳だったときから『クレヨンしんちゃん』が大好きだったので、アンジェラ役として出演させていただくことができてとてもうれしいです」と微笑んだ。そしてしんのすけが「匠海お兄さんはおらと同じくらいイケメンだし、きれいな遥お姉さんが来てくれてもう本当に本当にうれしいぞ!」と喜ぶも、オズワルドをスルー。それに対して伊藤と畠中は「いや俺らは!?」と勢いよくツッコんだ。
北村は自身が演じた役について「ビリーという役は、もともと北村匠海をイメージして考えてくださったとのことで、二つ返事で受けさせていただきました。まさかカスカベ防衛隊の一員になれるとは……という感じで感慨深かったです。子供のときに父、母、弟と『クレヨンしんちゃん』の映画を観に行ったことや、テレビでアニメを観たことを思い返しました。今回はひと夏の大冒険が描かれているんですけど、ここに来ている子供たちみんながしんちゃんと一緒に冒険してくれるんだろうなと思うと、うれしいですね」と笑顔を見せた。
そしてここで野原しんのすけ役の
夏休みを前に控えたタイミングにちなんで、司会者の「夏休みにまつわる思い出は?」という問いには、北村が中学1年生のときのエピソードを披露。彼は「うちの事務所の若手を集めて、舞台をやってたんですよ。上は20歳くらいまで出てたんですけど、当時は僕が一番下でした。お客さんが集まらないもんだからチラシを持って渋谷の街で配って、舞台にも出てというのを1カ月やったのが思い出深いですね。そのときはバスケ部だったんですけど、その夏は部活動に一度も行けなくて、夏休みが明けたら同級生がすごいバスケうまくなっててちょっぴりさみしい思いをしましたね」と青春を振り返った。
さらに映画のテーマにちなんで、「北村さんが考える絆とは?」という質問が飛ぶと、北村は「役者仲間もそうですし、DISH//のメンバーは出会ってから14、15年くらい経つのかな。バンドのメンバーはもう話すこともないくらい一緒にいるんですけど、(絆は)自然と生まれてるものなんだなというのは最近感じます。過ごした時間は関係なくて、出会った瞬間に生まれる絆みたいなものもあると思いますし。映画でも、シロとナナだったりの絆を感じてもらえるんじゃないかなと思います」と語って舞台挨拶を締めくくった。
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