鹿児島「サツマニアンヘス」開催中止、地域の状況踏まえ「大規模コンサートの開催は困難」

10月7日から鹿児島・南栄リース桜島広場＆グラウンドで開催が予定されていた音楽フェス「THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2022」の中止が発表された。

「THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2022」は10月7日から10日の4日間にわたって開催予定だったフェス。HYDE、ももいろクローバーZ、SUPER BEAVER、東京スカパラダイスオーケストラ、聖飢魔II、MAN WITH A MISSION、Dragon Ash、マキシマム ザ ホルモンら100組以上のアーティストの出演が発表されていた。

今回の開催中止は新型コロナウイルス感染拡大に伴う開催地域の現状を踏まえ、フェスを開催した場合の課題を検討した結果「桜島での大規模コンサートの開催は困難な状況」と判断され決定したとのこと。鹿児島県内は感染拡大収束の傾向が確認できず、さらに各交通機関の社員の感染者増に伴いフェス会場への移動に欠かせないバスやフェリーの運休や減便が出ていることから、「無理な開催は当初の開催の主旨にも合致しない」として中止の判断が下された。

実行委員会ミュージシャン有志のタブゾンビ（SOIL&"PIMP"SESSIONS）は中止の発表に際し「3年振りの開催とあり、とても気合を入れて本気で開催に向けて取り組んでいただけに、とても残念で仕方がありません。悔しいです。未だに何が正解かはわかりませんが長く続けていくための判断だと思ってます」とコメントを寄せている。なお今後はフェスのオフィシャルグッズの販売が予定されているとのこと。詳細は後日アナウンスされる。