「SWEET LOVE SHOWER」快晴の2日間で39組豪華共演
2010年8月29日 22:00
1 音楽ナタリー編集部
8月28日と29日に山梨・山中湖交流プラザきららにて野外ライブイベント「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2010」が開催。2日あわせて2万6000人が集まり、富士山の麓で繰り広げられた熱烈なライブを満喫した。
■ 1日目:2010年8月28日
富士山がくっきりと姿を見せる最高の天候に恵まれたこの日は、やついいちろう(エレキコミック)によるクロージングDJを含め計20組のアーティストが出演。LAKESIDE STAGEのトップバッターを務めたTHE BAWDIESは、新曲を含むノリノリのロックンロールナンバーでフィールドを圧倒。またKen Yokoyamaのステージでは、THE BAWDIESのJIMがゲスト出演するサプライズや、Hi-STANDARDのナンバー「Stay Gold」のセルフカバーが熱演されるなど見どころ満載のパフォーマンスが繰り広げられた。
そして初日のトリを飾った怒髪天は、お祭りモード全開のライブを展開。アンコールの「サスパズレ」では、この日ライブを行った若手バンドのメンバーが呼び込まれ、これ以上ないほどにぎやかな空気の中で終幕した。
■ 2日目:2010年8月29日
初日同様、朝から富士山が拝めるほどの好天に恵まれた2日目は19組のアーティストが登場した。LAKESIDE STAGEの一番手を務めたのは「SWEET LOVE SHOWER」3年連続出演となるNICO Touches the Walls。また昼過ぎのFOREST STAGEでは、スペースシャワーTVの人気番組「爆裂★エレキングダム!!」のイベントが開催。番組出演者がぴったり20秒間でドラムを叩く「スポーツドラム」に挑戦し、それぞれユニークな言動とともに観客を笑わせた。
またこの日は、BEAT CRUSADERSが東日本最後のライブを実施。彼らのライブには欠かせない「おまんコール」を盛大に響かせたほか、終盤には吉村秀樹(bloodthirsty butchers)、YOUR SONG IS GOODとともにこの日限りのセッションで“散開”を惜しむファンを魅了した。
夕方の会場を盛り上げたのは、初「SWEET LOVE SHOWER」出演となる浅井健一(Vo,G)、照井利幸(B)、有松益男(Dr)による新バンド・PONTIACS、忌野清志郎へのリスペクトを感じさせたCHABO BAND、名曲だらけのセットリストで新旧のファンを魅了したサニーデイ・サービスら。イベントの大トリを務めたエレファントカシマシはアンコールを含め全12曲を披露する大盤振る舞いでライブを締めくくった。そしてライブ後には盛大な花火が打ち上げられ、「SWEET LOVE SHOWER 2010」は大盛況のうちにフィナーレを迎えた。
なお、イベントの模様はスペースシャワーTVにて10月9日(土)、10月16日(土)にオンエア。さらに同月に3D版がスカパー!の3D専門チャンネル「スカチャン3D169」にて放送される予定。2万6000人が体感した最高の音楽体験を今度は自宅でじっくりと味わおう。
音楽ナタリー @natalie_mu
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