Juice=Juice新シングル発売日に微炭酸ジュースで乾杯、宮崎由加ラストライブは武道館で

Juice=Juiceが本日2月13日に東京・東京ドームシティ ラクーアガーデンステージでニューシングル「微炭酸 / ポツリと / Good bye & Good luck!」の発売記念イベントを行った。

昨年6月に稲場愛香が新メンバーとして加入し、今年3月に梁川奈々美がグループおよびハロー！プロジェクトから卒業するJuice=Juiceにとって、現8人体制最初で最後のシングルとなる「微炭酸 / ポツリと / Good bye & Good luck!」。発売日である本日、彼女たちは2部にわたってイベントを開催し、それぞれ約1000人のファンと喜びを分かち合った。この記事では第1部の模様をレポートする。

1部開演前にはメディア向けのインタビューが行われ、梁川と同じくグループおよびハロー！プロジェクトからの卒業が決定している宮崎由加は、ニューシングルについて「8人体制のシングルとしては最初で最後になるのですごい思い出深いものになりましたし、3曲共どれもよすぎて捨てがたい、選べないという方も多くて。私自身もそう思っているので、皆さんに聴いていただけるようにこの先も大切に歌っていきたいと思っています」とコメント。さらに卒業を控えた現在の心境を、「Juice=Juice結成から今年7年目に突入しているんですけれども、その中で本当にたくさんの方に出会わせていただいたので、その分ステージの中で思いが全部伝わるかなというのは心配です」「お会いしてくださった皆さんに、卒業までにたくさん感謝の気持ちを伝えられたらと思います。卒業後も私は芸能界にいますので、その先も楽しみにしていただけるような準備をしていきたいって思ってます」と語った。

またJuice=Juiceとカントリー・ガールズを兼任し、3月11日に東京・Zepp Tokyoで開催される2組のツーマンライブが自身の卒業公演となる梁川は「ラストライブが2つのグループで行われるのって、ハロー！プロジェクトでも初めてだと思うんです。20年という長い歴史があるハロー！プロジェクトに参加させていただけるだけでもありがたいことなのに、こう新しい例を作れるのってちょっとカッコいいじゃないですか（笑）。そこがすごくうれしいのと同時に、それまで皆さんにできる限り感謝の気持ちを届けていけたらなと思っています」と意気込みを述べた。

イベントでは8人が声援を浴びながらステージに登場し、ニューシングルの表題曲の1つであるアッパーチューン「微炭酸」とメジャーデビュー曲「ロマンスの途中」をパフォーマンス。Juice=Juiceのシングル初参加となった稲場は「3曲全部いい曲だなとすごく感じているので、発売日を迎えられて本当にうれしいです」と話し、本日東京・渋谷に掲示されたJuice=Juiceの看板を見てきたという梁川は「すごくうれしい気持ちでいっぱいになりました。このシングルがたくさんの方に届いたらいいなと思います」と胸の内を明かした。

その後彼女たちは新曲のタイトルにちなみ、微炭酸ジュースが注がれたグラスを持ってシングルの発売日を迎えられたことに乾杯。高木紗友希は「微炭酸」を「サビがとてもキャッチーでメロディも歌詞も覚えやすいし、泡が上がってくるようなシュワシュワっていう振り付けを踊っているのでよかったら一緒にやってみてください」と紹介し、植村あかりは「ポツリと」の注目ポイントを「落ちサビの金澤朋子ちゃんが『ポツリと……』って歌ったあとに高木紗友希ちゃんがバトンを受け継いで、『誰よりも 近くで』と歌うところの表情と声色の感じがとても好きです」と熱弁した。また「Good bye & Good luck!」については、梁川が「人の背中をそっと押すような曲になっておりまして、私自身もこの曲にすごくエールをもらうことが多いです。とにかく歌詞が素敵なので、皆さんぜひたくさん聴いてください」と語った。

続いて宮崎が6月17日に東京・日本武道館で自身のラストライブが行われることを発表すると、会場は歓声で包まれる。宮崎は拍手を送るファンに対し、「思い出の深い場所でラストを迎えることができるのがうれしいです。それまでもその先も精一杯がんばっていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。日本武道館公演、来てくれますか!?」と元気よく呼びかけた。そして「イジワルしないで 抱きしめてよ」でライブを再開した8人はニューシングルから、切ない曲調の「ポツリと」、梁川を送り出すような歌詞が印象的な「Good bye & Good luck!」を披露。笑顔でステージをあとにした。