レキシ「僕のパワースポット」江戸東京博物館で特別ライブ、館内に武士コール響く

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レキシが本日4月7日に東京・江戸東京博物館にてスペシャルライブを行った。

レキシのスペシャルライブの様子。

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このライブは、江戸東京博物館の4月1日の再オープンに際し行われている記念週間「EDO→TOKYO VISION」の催しの1つとして行われたもの。館内5階フロアにある芝居小屋・中村座の前に設置されたステージで、レキシは全4曲のパフォーマンスを披露。この日限りのシチュエーションで、スペシャルな45分間を集まったファンと楽しんだ。

おなじみのほら貝の音色がライブの幕開けを告げると、レキシはなぜか早足でステージに登場。バンドメンバーの準備もままならないうちに「はいっやりましょう!」と言ってメンバーを慌てさせると「1曲目は江戸にちなんだ年貢の曲を歌いまーす!」と「年貢 for you」を届けた。

レキシのスペシャルライブの様子。橋の上にも観客が。

レキシのスペシャルライブの様子。橋の上にも観客が。[拡大]

レキシは曲中に「いきなり歌い始めて、何が始まったのかわからないでしょ」と、さっそく観客に話しかけて会場を盛り上げる。ステージを見下ろす橋の上から鑑賞する来場者を見つけた彼は「頭が高えなあ!」と彼らを“注意”すると「知らない方は初めまして。竹内涼真です! あ、そこまでイケメンじゃない? 竹原ピストルです。よー、そこの若いの!」と自己紹介。間奏のアドリブコーナーでは“江戸東京”にちなみ沢田研二「TOKIO」やTOKIO「AMBITIOUS JAPAN!」をプレイするサービス精神旺盛な振る舞いを見せた。

「SHIKIBU」を歌い終えると、彼は「リニューアルおめでとうございます!」と施設を祝福。同所の近くに最近まで住んでいたことを明かすと「曲作りに煮詰まったときはいつもここに来る、僕にとってはパワースポットのような場所なんです」と思い入れを語り「レキシの活動はこういうときのためにやっているんだな、っていうくらい。本当にありがとうございます」と感慨深げに話した。

レキシ

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レキシが江戸東京博物館の展示物の中で特に気に入っているのが、「地層は語る」というタワー状の模型だという。この「地層は語る」はステージから見える場所にあり、彼は「まさかここでライブができるなんて」とうれしそうに心境を吐露する。このあとにスタートしたのは、彼のライブには欠かせない大長編ナンバー「狩りから稲作へ」。レキシはステージを降りてイベント関係者を巻き込んだコール&レスポンスを行ったり、通りすがりの子供に「アンパンマンだよおー」と声をかけたりと、ライブエリアの外も巻き込んだエネルギッシュなパフォーマンスで聴衆の笑顔を誘う。さらにはファンと「江戸博!」コールを巻き起こし、最後のフレーズは「江戸東京博物館が好きー」と歌い替えるなど、江戸東京博物館への愛も全開にしていた。

レキシのスペシャルライブの様子。

レキシのスペシャルライブの様子。[拡大]

レキシの熱い思いのこもったライブに、パフォーマンス時間をカウントダウンするタイマーはここで0になってしまったが、予定の披露曲をあと1曲残したレキシは「あの武士の曲やってないよね? あの江戸寄りのやつ!」と言ってファンの歓声を誘う。右手に扇子を持つと、レキシはラストナンバーとして「きらきら武士」を披露。パワフルな歌とキーボードソロ、そして会場が1つになった「武士武士武士武士!」のコールでこの日一番の熱狂を生み出して、大きな歓声を館内に響かせていた。

レキシ「『EDO→TOKYO VISION』スペシャルライブ」 2018年4月7日 江戸東京博物館 セットリスト

01. 年貢 for you
02. SHIKIBU
03. 狩りから稲作へ
04. きらきら武士

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江戸東京博物館 @edohakugibochan

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