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総勢90組以上が熱演!「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」前半戦開幕

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8月2日のGRASS STAGEトリを務めた星野源。(写真提供:rockin'on japan)

8月2日のGRASS STAGEトリを務めた星野源。(写真提供:rockin'on japan)

茨城・国営ひたち海浜公園にて、ロッキング・オン・ジャパンが企画制作する野外ロックフェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」が開幕した。

昨年に続き2週連続4日間開催となった今回は、合計で過去最大の24万人以上の動員が予定されている。この記事ではフェス前半の8月1、2日の模様をレポートする。

■1日目:8月1日

もっとも大きいGRASS STAGEのトップバッターを務めたのは、活動休止前最後の出演となったthe telephones。前日7月31日に結婚を発表したばかりの岡本伸明(Syn, Cowbell, Shriek)は「こんなバカな俺でもかわいい子をゲットできたぜ! 男、今日ゲットして帰れ!(笑)」と男性オーディエンスに呼びかけて盛り上げる。彼らはキラーチューンを立て続けに披露し、最後は石毛輝(Vo, G, Syn)が「ここにいるみんなとロッキング・オン、ノブ夫妻に捧げます!」と宣言して「Love & DISCO」を演奏し、大きな拍手を浴びた。

the telephonesに続いてGRASS STAGEに登場したゴールデンボンバーのライブには、地元・茨城のゆるキャラ「ねば~る君」が乱入。喜矢武豊(Gita-)の着ぐるみとの共演で観客を沸かせる。一方、昨年より開設された新ステージのBUZZ STAGEでは、幅広いジャンルのアーティストたちが個性的なパフォーマンスを展開。Saku井上苑子住岡梨奈山崎あおいが弾き語りライブを披露した後は初出演の清 竜人25がエンタテインメント性の高いステージで満員の観客を楽しませる。その後もバンドやDJなど、さまざまなパフォーマーが登場した。

GRASS STAGEに2年ぶりに登場したPerfumeのライブでは、あ~ちゃんがアーティストエリアのメニュー変更で大好きなタイラーメンが食べられなくなったことを話し、オーディエンスをグループ分けする際のそれぞれの名前を「タイ!」「ラー!」「メン!」にして笑いを誘う。中盤では「Relax In The City」「SEVENTH HEAVEN」といったナンバーも披露し、会場に涼し気な空気を届けた。

この日、各ステージのトリを務めたのは[Alexandros]、Fear, and Loathing in Las Vegas女王蜂plentyBRADIO、DJ'TEKINA//SOMETHING a.k.a ゆよゆっぺといった面々。「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」初出演の女王蜂はSOUND OF FORESTのトリを務め、アヴちゃん(Vo)の煽りとメンバーたちの圧巻の演奏でオーディエンスを盛り上げる。ラストナンバーの「イミテヰション」が終わると、アヴちゃん自ら「まだ踊り足りへんか?……アンコール! アンコール!(笑)」と自らアンコールを始め、「暴れるのは誰でもできる! 踊って帰ってください!」と宣言して「バブル」を披露した。

GRASS STAGEのトリ、[Alexandros]は最新アルバム「ALXD」の楽曲を中心にしたライブでオーディエンスを魅了する。川上洋平(Vo, G)は「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」初出演からの歩みを振り返り、GRASS STAGEに立った喜びを明かした。「俺たちのことを知らない人も、今日で全員虜にしてみせます」という言葉のとおりとなった迫力あるパフォーマンスは、アンコール曲「Starrrrrrr」で締めくくられた。

■2日目:8月2日

2日目のGRASS STAGEの幕開けを飾ったのはゲスの極み乙女。。彼らは川谷絵音(Vo, G, Syn)の「キラーボールで踊りませんか?」の言葉から「キラーボール」をプレイし、会場を一気にダンスホールに変える。中盤には川谷が「去年はPARK STAGEで、『来年はGRASSに出ます』ってMCで言ってて。今日GRASSに立ってます!」と喜びを語り、観客からは温かな拍手が送られる一幕も。バンドは最後に「キラーボール(last dance ver.)」を投下し、終始観客を踊らせた。

LAKE STAGEにはパンキッシュなナンバーでトップバッターを務めたTOTALFATに続き、キュウソネコカミが登場。「ファントムバイブレーション」の曲中でお決まりのフレーズ「スマホはもはや俺の臓器」の大合唱が発生し、さらに「DQNなりたい、40代で死にたい」での“ヤンキーこわい”コールも見事決まると、ヤマサキセイヤ(Vo, G)は「次はもっと大きいステージに出るか、もう1回、LAKE STAGEに出たいと思います」と大喜び。バンドは勢いそのままに最後までハイテンションで駆け抜けた。

年内での解散を発表しているFACTは日中のSOUND OF FORESTに登場した。Hiro(Vo)が「俺たちの最後の『ROCK IN JAPAN』全力で行こうぜ!」とファンを焚きつけ、バンドは「slip of the lip」を投下。Hiroの「この景色を焼き付けたい」という熱いMCから始まった「purple eyes」では盛大なシンガロングが発生する。感動的なムードの中、バンドは最後に「a fact of life」をドロップ。FACT最後の「ROCK IN JAPAN」に渾身の爆音を轟かせた。

Rhythmic Toy WorldCAPSULEMISIAが各ステージを締めくくる中、PARK STAGEでは野外フェス初出演となる米津玄師のアクトがスタート。真っ白な衣装に身を包んだ米津は日の落ちた薄暗い空間の中で、ハンドマイクで自由自在のステージングを見せたり、バラード「アイネクライネ」をしっとり聴かせたりしていく。そして「本当に楽しかったです」と口にし、彼は最後に9月2日リリースの新曲「アンビリーバーズ」を丁寧に届けてステージをあとにした。

GRASS STAGEのトリを飾ったのは星野源。彼はギターを手にし「ギャグ」「夢の外へ」といったナンバーをリラックスした表情で披露していく。アンコールでは布施明を真似た“ニセアキラ”として登場し、「君は薔薇より美しい」を歌唱してみせる。観客の笑いを誘ったかと思うと最後に「ちょっとまじめな話するぞ。こんなステージで、生きていてこんな景色を見れるとは思っていませんでした」と語り「Crazy Crazy」で「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2015」の前半戦を締めくくった。

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