山下達郎ツアーから生まれた豪華バンド6年ぶり新作

2008年10月28日 22:17 音楽ナタリー編集部

山下達郎のツアーメンバーにより結成されたバンド、Nelson Super Projectがニューアルバム「Nelson Motown +」を明日10月29日にリリースする。

山下達郎とは？

1953年生まれ、東京都出身のシンガーソングライター。1972年にシュガー・ベイブを結成し、1975年にシングル「DOWN TOWN」とアルバム「SONGS」でデビュー。翌1976年のバンド解散を経て、アルバム「CIRCUS TOWN」でソロデビューを果たす。1980年に発表したアルバム「RIDE ON TIME」が大ヒットを記録し、以後日本を代表するアーティストとして数々の名作を発表。1982年に竹内まりやと結婚し、彼女のアルバムをプロデュースするほか、KinKi Kids「硝子の少年」、嵐「復活LOVE」など他アーティストへの楽曲提供も数多く手がける。また代表曲「クリスマス・イブ」は1987年から30年連続オリコンランキング100位以内を記録し、ギネス世界記録に公式認定された。2009年には細田守監督によるアニメ映画「サマーウォーズ」の主題歌として「僕らの夏の夢」を書き下ろし話題に。2011年に13thオリジナルアルバム「Ray Of Hope」を発表し、2012年には初のオールタイムベストアルバム「OPUS ～ALL TIME BEST 1975-2012～」をリリースした。2015年3月に「第65回芸術選奨文部科学大臣賞」の大衆芸能部門・大臣賞に選出され、同年10月から2016年4月にかけて35都市66公演の全国ホールツアーを実施。2019年11月には木村拓哉主演のドラマ「グランメゾン東京」の主題歌を収録したシングル「RECIPE」をリリースする。

11月15日には大阪・なんばHatchで行われるライブイベント「LIVE JAM -Meet Motown!- supported by 日本臓器移植ネットワーク」にも出演。多和田えみや有坂美香と共演する（写真はアルバム「Nelson Motown +」ジャケット）。

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Nelson Super Projectは、山下達郎の全国ツアー「Performance '98～'99」のサポートで集合したメンバーが意気投合し、結成されたノン・ジャンル・スーパーバンド。土岐英史（Sax／土岐麻子の実父）、三谷泰弘（Vo／ex. スターダスト・レビュー）、佐々木久美（Organ,Vo）、国分友里恵（Vo）、青山純（Dr）、伊藤広規（B）、佐橋佳幸（G／山弦）、重実徹（key）、難波弘之（Key）という日本の音楽を支える最重要アーティストたちが一堂に会した、まさに“スーパーバンド”と呼ぶにふさわしいメンバーにより構成されている。

本作「Nelson Motown +」は、2002年にリリースされた1stアルバム「Nelson Magic」に続く通算2枚目のアルバム。2009年に設立50周年を迎えるモータウン・レコードにちなんで、スティーヴィー・ワンダーやマーヴィン・ゲイ、JACKSON 5、THE SUPREMES、TEMPTATIONSなどのモータウン・ナンバーがカバーされている。

また、2001年のツアーでも共演した竹内まりやが「Ain't No Mountain High Enough」にゲスト参加。さらにオリジナル新曲も2曲収録される。

本作発売前の10月8日には、1stアルバム「Nelson Magic」のDVD付きデラックス・エディションもリリース。ついに活動を再開させるスーパーバンドのエモーショナルな演奏を、思う存分堪能しよう。

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