のっちはゲームがしたい! 第13回(前編) [バックナンバー]
憧れの「東京ゲームショウ」を初体験!話題の次世代ゲームをひと足先に遊んできました
PS VR2に恐怖し、Steam Deckに興奮した1日を完全レポート
2022年12月14日 19:10 180
のっちさん、PS VR2「バイオハザード ヴィレッジ」で恐怖のあまり絶叫
このカプコンのブースで嵯峨さんがのっちさんにオススメしたのは、PlayStation 5用のVRヘッドセット・PlayStation VR2(PS VR2)に対応した「バイオハザード ヴィレッジ」の試遊。2023年2月22日発売のPS VR2をひと足早く体験することができます。一般ユーザーがPS VR2を体験できる初めての機会ということもあって、このコーナーはあっという間に試遊整理券の配布が終了する人気ぶりでした。
案内してもらったのは個室の試遊部屋。ここに入るとまず、ナイフやハンドガンの使い方など専用コントローラーの操作方法をスタッフさんが教えてくれます。
のっちさんはサバイバルホラーゲーム「Dead by Daylight」が好きということで、ホラーには耐性があるのかと思いきや、意外にも「前作『バイオハザード7 レジデント イービル』のVRを体験版でやってみたけど、5秒くらいでギブアップでした(笑)」とのこと。VRでホラーゲームをすると「後ろに誰かいるんじゃないかって気がしてきて、怖くなっちゃう」んだそう。
「発売前にPS VR2を遊べるのは本当に貴重な機会なので、ぜひ!」とイチ押しする嵯峨さんですが、そう言いつつも「私も怖いのが本当にダメなんですよ……」と自分はプレイを辞退。のっちさんはせっかくのオススメだからと、1人でドミトレスク城の探索に果敢に挑むことにしました。
スタッフさんにPS VR2のヘッドセットを装着してもらったのっちさんは「うわ、待って! マジで何も見えない! 超怖いんですけど!」と、まだ起動してもいないのに早くも恐怖におののき、思わずスタッフさんの服をつかんでしまいます。ちなみにのっちさんによると、PS VR2のセットアップ中に見えていた世界は、この日に着ていた自分の服と同じ柄だったとのこと。
PS VR2は視線トラッキングの機能が搭載されていて、プレイヤーの視点の移動、瞳孔の収縮、まばたきなどを感知することができます。それを聞いたのっちさんは「えっ、そんなことができるんですか! じゃあ、ずっと目をつぶってたらバレるってことですか……!?」と動揺。これでは目を閉じたままやり過ごす作戦は通用しませんね。
最後にヘッドフォンを取り付けて、のっちさんは完全にVRの世界に。「始まったらもうダメかもしれないので、元気なうちに写真を撮っておいてください……!」という本人の希望で、陽気なポーズでパシャリ。
ゲームがスタートすると「私の手しわしわだ!」「すごい、ゲームの中の私の手も震えてる!」と、心なしか早口になって実況してくれるのっちさん。時折「ぎゃあああ!」という、普段の
そしてその一方で「景色すごい! 本物みたい!」「お城の中すごい! 超きれい!」と、のっちさんはPS VR2のリアルなグラフィックにもしっかり言及。前を向くのが怖いからと、しばしば上を向いて美しい光景に見とれていました。
そうこうしながら城の中を進んでいくも、途中でのっちさんは怖くて扉を開けることができなくなりパニックに。一向に次に進めないまま、早くも試遊時間が半分を過ぎてしまいました。「まだ半分もあるの……」とうなだれるのっちさんを、嵯峨さんと田辺さんが「まだ一度も敵キャラに出会ってないので、せめて何かに会うまでがんばりましょう!」と励まします。
そしてのっちさんは城の中でドミトレスク夫人と3人の娘たちに遭遇。VRでプレイしていると見上げてしまうような巨大な夫人の迫力に、「うわうわうわうわ!」「もうやだ……! もうやだ……! 嫌ですって!」「どうしたらいいの……」と悲しそうな声を漏らしました。と、盛り上がってきたところですが試遊時間はここで終了。現実世界に帰ってきたのっちさんは「これヤバい! バイオ好きな人には絶対やってほしい!」と興奮していました。
通りがかったアトラスのブースでは、「ペルソナ」シリーズで活躍してきた歴代主人公の、等身大ペルソナの立像3体も展示されていました。ここでも記念撮影。
KOMODOブースでは2022年12月17日より出荷開始予定の、携帯ゲーミングPC「Steam Deck」が展示されていました。Steam Deckの日本での試遊はこれ以前にも1度実施されたことがあったそうですが、前回は5台のみだったのに対して、この日はよりたくさんの人に遊んでもらえるようにと120台も用意されたとのこと。国内で流通される前にSteam Deckに触れることができる数少ない機会ということで、のっちさんも体験してみることに。
のっちさんはもちろん、嵯峨さんや田辺さんもSteam Deckに触れるのはこの日が初めて。3人で実物を見ながら「なるほど、裏側にはこんなふうにボタンが付いてるんですね」「本体サイズは思ったよりも大きいですね。そして画面も大きい」と口々に感想を述べ、のっちさんは「やっぱり欧米の人は手が大きいからなのかなー」と納得していました。
のっちさんがSteam Deckで最初にプレイしたゲームは、ベルトコンベアから流れてくる便器をひたすら検査する「Aperture Desk Job」。キャラクターが操作方法を解説しながら進んでいく、プレイしているうちにSteam Deckの使い方が身に付くチュートリアルゲームです。
のっちさんがまず驚いたのは、その画面の美しさ。それに付け足して嵯峨さんが「この会場だと周りからいろんな音がするのでわかりづらいですが、オーディオにもこだわっているようなので、自宅で1人で遊んでたらけっこういい音が聞こえるはずです」と解説してくれました。
「あ、これやってみたい!」と言って次にのっちさんが選んだのは、高圧洗浄機の水流で泥汚れや油汚れを洗い流すという、ある意味「スプラトゥーン」の逆バージョンのようなお掃除ゲーム「パワーウォッシュ シミュレーター」。嵯峨さんから「てっきり『エルデンリング』とかをやるのかと思ったら、まさかの渋いチョイス……!」と驚かれていましたが、のっちさんは気持ちよさそうに裏庭を掃除し、すっかり満足していました。
最後に訪れたのは、ゲーム業界関係者が商談を行っているビジネスミーティングエリア。ビジネスデイの期間中のみ開いている、一般の来場者はは入れないスペースです。田辺さんによると、ここでミーティングをしているデスクの90%以上が、日本人と外国人、もしくは外国人同士の国際商談なんだそう。のっちさんが「TGSって、新作ゲームを紹介するだけの場じゃないんですね」と話すと、田辺さんが「皆さんが想像するTGSって、派手なブースが並んでいるイメージだと思うんですけど、こういったビジネスの場でもあるんです」と教えてくれました。
「やっぱり人気の企業となると、ひっきりなしに誰かが商談に来てるんですか?」とのっちさんが聞くと、田辺さんは「ほぼ1日、30分スパンで会議を組まれてるような会社さんも多かったりしますね」と回答。のっちさんの「皆さん、どんなお話をしてるんですか? 『うちにはこんなゲームがあります!』みたいなプレゼン?」という質問には、「それもありますが、あとは『うちの会社は武器のデザインが得意ですよ』とか『乗り物のデザインなら任せてください』みたいな話ですね。ゲームを1つ作るのには、デザイン会社やプログラミング会社などいろんな会社が関わってるんです。ここはゲームメーカーがそういうパートナーを見つけるための場にもなっています」と答えてくれました。
嵯峨さんと田辺さんに案内してもらいながら、さまざまなブースを楽しんだのっちさん。後編ではこの2人と一緒に、今年のTGSの感想をたっぷりと語り合います。
<後編につづく>
Perfume最新情報
2021年8月に神奈川・ぴあアリーナMMで行われたワンマンライブ「Perfume LIVE 2021 [polygon wave]」の模様を収録したBlu-ray / DVDを12月24日にリリース。12月31日には15年連続15回目となる「第73回NHK紅白歌合戦」に出場します。
「スクウェア・エニックス」ブース クレジット
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「のっちはゲームがしたい!」
連載第13回(前編)が公開!🙌
今回は9月に開催された世界最大級のゲームの総合展示会「東京ゲームショウ2022」に行ってきました🚶♂️🚶♀️
会場の熱気を初めて体験したのっちの様子を
お楽しみください🎮✨
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