石野卓球も認めたチルアウト・アーティストが登場

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電気グルーヴ、RYUKYUDISKO、DISCO TWINS(DJ TASAKA+KAGAMI)などの制作アシスタントとしてキャリアを積んだ牛尾憲輔のソロユニット、agraphが12月3日にデビューアルバム「a day, phases」をリリースすることが決定した。

agraphとは?

牛尾憲輔のソロユニット。牛尾は2003年よりテクニカルエンジニアとして石野卓球、電気グルーヴ、RYUKYUDISKO、DISCO TWINSの音源制作やライブをサポート。2007年に石野卓球主宰レーベル・platikから発表されたコンピレーションアルバム「GATHERING TRAXX VOL.1」にkensuke ushio名義で参加し、2008年にはagraph名義として初のソロアルバム「a day, phases」を、2011年には2ndアルバム「equal」をリリースした。その一方でナカコー、フルカワミキ、田渕ひさ子とともにLAMAを、ミト(クラムボン)とアニソンDJユニット2 ANIMEny DJsを始動させたほか、CMやアニメ作品などに楽曲を提供するなど多方面で活躍。2014年4月には「ピンポン THE ANIMATION」で初めて劇伴を担当した。2016年2月に3rdアルバム「the shader」を完成させ、同年9月には映画「聲の形」の劇伴を担当。2018年にはNETFLIX「DEVILMAN crybaby」、映画「サニー/32」、映画「リズと青い鳥」、映画「モリのいる場所」の劇伴を担当した。2020年にはNETFLIX「日本沈没2020」の劇伴が大きな反響を呼び、全米でもCDが発売、配信される。2022年1月には、音楽を担当したテレビアニメ「平家物語」が放送開始。さらにはテレビアニメ「チェンソーマン」の音楽担当を務める。2025年9月公開の劇場版「チェンソーマン レゼ篇」でも音楽を担当した。ほかにもNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の音楽など、その活躍は多岐にわたる。

写真はagraphこと牛尾憲輔。石野卓球はこのアルバムについて「デビュー作にしてmasterpiece.play it gently!」というコメントを寄せている。

写真はagraphこと牛尾憲輔。石野卓球はこのアルバムについて「デビュー作にしてmasterpiece.play it gently!」というコメントを寄せている。 [拡大]

石野卓球から絶賛され、2007年に卓球のレーベルPLATIKから発売されたコンピレーションアルバム「GATHERING TRAXXX VOL.1」に本人名義で参加。今年開催された「WIRE08」では新人ショーケース的ステージ・SUN STAGEに出演してライブを披露しているagraph。

満を持して発売される今回のアルバムは、日が暮れてまた明けてゆく様をアルバム1枚を通して模したコンセプチュアルな内容。聴く者をチルアウトさせる静謐でインテリジェントなエレクトリックミュージックとなっている。

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