映画「ソラニン」ロックの学園で教室試写会開催

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3月20日から22日に旧神奈川県立三崎高校で開催されたロックフェスティバル「ロックの学園2010」で、映画「ソラニン」の“教室試写会”が行われた。

写真左から箭内道彦、近藤洋一(サンボマスター)、三木孝浩監督。「撮影時から15キロ痩せた」という近藤は「別人みたいじゃない? ビジュアルがポスターと違うから、プロモーション効果が薄れちゃうかもよ(笑)」と箭内に突っ込まれる一幕も。

写真左から箭内道彦、近藤洋一(サンボマスター)、三木孝浩監督。「撮影時から15キロ痩せた」という近藤は「別人みたいじゃない? ビジュアルがポスターと違うから、プロモーション効果が薄れちゃうかもよ(笑)」と箭内に突っ込まれる一幕も。

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試写会が行われたのは最終日の3月22日。映画に出演した近藤洋一(サンボマスター)、三木孝浩監督と「ロックの学園」教頭・箭内道彦のトークショーも行われ、参加者は彼らの貴重な話を楽しんだ。

近藤が映画で演じた加藤賢一役について「僕も大学に6年通って、軽音部の1年先輩の彼女がいて、しかも名前が伊藤歩さんが演じたアイと同じだったんですよ」と、自分に近い役柄だったことを明かすと、三木監督も「近藤君は『加藤が自分だったんで出演させてもらいます』って、言ってくれたんですよ」と話す。また、劇中に登場するバンド・ロッチの演奏シーンについて監督は「初顔合わせをバンドのリハーサルにしたんですけど、『1回、音を出してみようか』って音合わせをしてみたら、もちろん、細かい部分はまだ完成していなかったんですけど、バンド感が最初からあって、バンドの匂いがしたんですよね」と、メンバー同士の相性の良さを語った。

また、「ロックの学園」の“出張中”の校長・忌野清志郎に話が及ぶと、近藤は「この映画は2009年に撮影した映画です。音楽が好きな人、特に『ロックの学園』に来てくれている人たちにとっては、2009年は辛い年だったのではないかと思います。もう二度と歌声を聴けない人ですが、『ソラニン』の芽衣子のように、一歩前に踏み出していくことで乗り越えていけたらいいなと1ファンとして思います」と話した。箭内も「僕らは清志郎さんに見せても恥ずかしくない生き方をしていけたらいいし、皆さんが『ソラニン』を観て少しでも何かを感じてくれたらうれしいです」と語り、校長への思いをそれぞれが新たにする中イベントは終了した。

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