電気グルーヴや石野卓球などのテクニカルエンジニアとして知られる牛尾憲輔のソロプロジェクト・agraph。アルバムをリリースするのは2010年11月発表の「equal」以来5年3カ月ぶりとなる。本作には10曲が収録されており、評論家・佐々木敦は内容について「タイムレスな作品になっていると思う。最先端の電子音楽、というよりも、過去百年にも及ぶ音楽の実験と洗練の歴史が、独特なかたちで響き合っている」とコメントしている。
佐々木敦 コメント
そしてその結果として、これはタイムレスな作品になっていると思う。
最先端の電子音楽、というよりも、過去百年にも及ぶ音楽の実験と洗練の歴史が、独特なかたちで響き合っている。
たとえばブライアン・イーノの幾つかの作品が、あるいはスティーヴ・ライヒの幾つかの楽曲が、そうであるように、このアルバムもまた、十年後に聴いても、二十年後に聴いても、五十年後に聴かれたとしても、ある絶対的な新鮮さを放ち続けているに違いない。
agraph「the shader」収録曲
01. reference frame
02. poly perspective
03. greyscale
04. cos^4
05. toward the pole
06. asymptote
07. radial pattern
08. trace of nothing
09. div
10. inversion/91
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