「センターはドキドキする」あーりん映画舞台挨拶で笑顔

本日6月21日に東京・新宿バルト9にてCGアニメーション映画「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」の初日舞台挨拶が行われた。

舞台挨拶に駆けつけたのは映画の中で女神・アテナ（城戸沙織）の声を担当した佐々木彩夏（ももいろクローバーZ）をはじめ、石川界人、赤羽根健治、岡本信彦、野島健児、宮本充、平田広明、井上剛、真殿光昭、浅野真澄、森川智之、川田紳司、浪川大輔、桐本琢也、山寺宏一といった声優陣と、監督のさとうけいいちの計16名。神殿を模した幕の前に全員が勢ぞろいすると、満員の客席から大きな拍手と歓声があがった。

映画の公開初日を迎えたキャスト陣は、それぞれ感慨を噛み締めている様子。石川は「ついにこの日が来たなという感じで……。皆さん全力で小宇宙（コスモ）を燃やしながら楽しんでいただけたらと思います」と話し、赤羽根は「皆さん小宇宙は燃えてますでしょうか？」と観客を煽る。佐々木は「ももいろクローバーZの佐々木彩夏です！」とポーズを決めながら挨拶し、「ついに初日ということで昨日の夜はめっちゃドキドキしたんですが、今日はこんなにカッコいい聖闘士が周りを守ってくれてるので。絶対皆さんに楽しんでいただける作品になってると思います。ぜひよろしくお願いします！」と元気いっぱいに叫んだ。また山寺は若い声優たちとのコラボを通して刺激を受けたというエピソードを語り、「おはスタ」の共演者でもあった佐々木との再共演に喜びを表す。さらに佐々木と一緒に「おっはー」のポーズを決め、会場を大いに沸かせていた。

その後もキャストたちがユーモアに満ちたコメントを交えながら挨拶し、さとう監督は「どうです？ みんな濃いでしょ？ こんな濃い連中を映像と同じように束ねるのは大変なんです（笑）。でもこんなに素敵な方々なので、僕も熱く映像にパワーを注入できました。このあとの映画を観てみんなもっともっと熱くなってください。どうぞよろしくお願いします」と述べた。

また佐々木は「たくさんの聖闘士に守られてて、ホントにそれだけの魅力が沙織ちゃんにあるんだなって憧れました。あと今、センターに立ち慣れないのでドキドキしてます。センターはいっつも赤の子なので、今日ピンクでいいのかなって（笑）。せっかくカメラがいっぱいあるのでアピールしたいと思います」と微笑む。そして「（聖闘士たちは）すごい頼もしかったです。いつもいたらいいのになって。すぐ呼び出すからね！」と“女神”らしく命令すると、これを受けて石川が「はい！（笑） 事務所を通していただければ！」と快活に答えた。

フォトセッション終了後は、登壇者を代表して石川が「今日登壇していない人も含め全員が魂を込めて、全力を超えた全力で作った作品になっているので、ぜひとも皆さんの小宇宙を燃やして楽しんでいただきたい。燃やした小宇宙がどんなふうに燃えたのか語り合っていただきたいなと思います」と挨拶し舞台挨拶を締めくくった。