名取事務所公演「隣の家-THE NEIGHBOURS」「屠殺人 ブッチャー」が、10月17日で開幕した。
本企画は、名取事務所がカナダの劇作家ニコラス・ビヨンの2作品を、回替わりで上演するもの。
開幕に際し、小笠原は「もしあなたの隣の家で幼女が12年も間監禁されてたらどうなるか……お隣の事件が平凡に暮らしていた家族を巻き込んでゆきます。アメリカで起こった実話を元に、家族愛・隣人愛を世界に問うこの秋一番の話題作。お見逃しなく!」と来場を呼びかけ、扇田は「サスペンス劇としての魅力もさることながら、この『屠殺人 ブッチャー』という作品には、現代人に強く訴えかけてくる切実なテーマがあります。心温まる演劇ではないかも知れません。ですが必要な演劇だと思います。是非とも劇場にて体験してください」とコメントした。上演時間はそれぞれ1時間30分。公演は10月29日まで。
小笠原響コメント
2年前、読売演劇大賞4部門受賞し日本でも注目のカナダ劇作家、ニコラス・ビヨンの最新作です。もしあなたの隣の家で幼女が12年も間監禁されてたらどうなるか……お隣の事件が平凡に暮らしていた家族を巻き込んでゆきます。アメリカで起こった実話を元に、家族愛・隣人愛を世界に問うこの秋一番の話題作。お見逃しなく!
扇田拓也コメント
ニコラス・ビヨンの戯曲には、演劇的な仕掛けが、実に見事に盛り込まれています。その巧みな物語の波に、きっとあっという間に飲み込まれてしまうことでしょう。サスペンス劇としての魅力もさることながら、この「屠殺人 ブッチャー」という作品には、現代人に強く訴えかけてくる切実なテーマがあります。心温まる演劇ではないかも知れません。ですが必要な演劇だと思います。是非とも劇場にて体験してください。
名取事務所公演 現代カナダ演劇 ニコラス・ビヨン 2作品上演「隣の家-THE NEIGHBOURS」「屠殺人 ブッチャー」
2019年10月17日(木)~29日(火)
東京都 「劇」小劇場
作:ニコラス・ビヨン
翻訳:吉原豊司
「隣の家-THE NEIGHBOURS」
「屠殺人 ブッチャー」
演出:
出演:
※高山春夫の「高」ははしごだかが正式表記。
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