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相葉裕樹&宮尾俊太郎が早霧せいなを絶賛「彼女は“エレガンスの塊”」

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ミュージカル「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」稽古より。

ミュージカル「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」稽古より。

ミュージカル「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の公開稽古と囲み取材が、本日5月7日に東京都内で行われた。

早霧せいなにとって、宝塚歌劇団退団後初主演ミュージカルとなる本作は、「シカゴ」「キャバレー」「蜘蛛女のキス」などを手がけたジョン・カンダー、フレッド・エッブのコンビが送るコメディミュージカル。板垣恭一が上演台本・演出・訳詞を手がける今回の上演版には、早霧のほか、相葉裕樹今井朋彦春風ひとみ原田優一樹里咲穂、Kバレエ カンパニーの宮尾俊太郎らが出演する。

本日の公開稽古で披露されたのは、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」「戻らない時間」「女だけど男」の3曲。1曲目の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」では、早霧扮する人気ニュースキャスターのテス・ハーディングが、喧嘩中の夫サム・クレッグへの恨み節をポップなメロディに乗せて歌い上げ、2曲目の「戻らない時間」では、すれ違う夫婦関係を憂いたサムの心情を、相葉が丁寧に描き出す。また3曲目のダンスナンバー「女だけど男」では、宮尾が早霧の身体を抱き上げ、見事なリフトを披露した。

稽古後に行われた囲み取材には、早霧、相葉、宮尾の3人が出席。主演の早霧は「すべてを出し切って果敢に挑戦することが役につながると思っているので、その信念を失わず、初日に向けて稽古に励みたいです」とストイックな姿勢を見せ、テスの夫で風刺マンガ家のサムを演じる相葉は、自身が演じる役どころおよび本作について、「サムは一般的な感覚を持っている男性。また『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』自体も普遍的なテーマを持った作品なので、多くの方に共感していただけると思います」と感触を述べる。

劇中でもバレエダンサーを演じる宮尾は「普段は声帯を一切使わないのですが、今回はセリフも歌唱パートも盛りだくさん(笑)。現役のダンサーが実際にバレエダンサー役を演じるのはなかなかないことだと思うので、注目していただけたらと思います」と笑顔で答えた。

宝塚のトップスターとして第一線で活躍してきた早霧が今回演じるのは、バリバリのキャリアウーマンであるテス。女性役を演じるうえで苦労した点を問われると、早霧は「男性であっても女性であっても、自分とは別の人格を演じるということは簡単ではないとどの作品でも感じています」と真摯に述べつつ、「でもね、まだ(女性の役が)板に付かないんですよー……(笑)」と正直な思いを吐露する。そんな彼女に、相葉が「全然そんなことないですよ」と微笑みかけると、早霧は「そう? ありがとう(笑)」と照れくさそうに笑った。

続いて、記者から早霧の印象を問われた相葉は「早霧さんは“エレガンスの塊”みたいな方。それから、アスリートなんじゃないかってくらいストイックですね」と讃え、宮尾は「飾らずにまっすぐ役と向き合っていて、いい意味でプライドを捨てている清々しい人」と絶賛。3人はときおり冗談を飛ばしながらも、作品にかける熱い思いを語り合い、和やかなムードのまま取材は終了した。

ミュージカル「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は、5月19日から27日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、6月1日から10日まで東京・TBS赤坂ACTシアターにて上演。

ミュージカル「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」

2018年5月19日(土)~27日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

2018年6月1日(金)~10日(日)
東京都 TBS赤坂ACTシアター

脚本:ジョン・カンダー
作詞:フレッド・エッブ
上演台本・演出・訳詞:板垣恭一
出演:早霧せいな / 相葉裕樹今井朋彦春風ひとみ原田優一樹里咲穂 / 宮尾俊太郎 ほか

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