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相葉裕樹、早霧せいなにキュンキュン!愛らしい2人が織りなすコメディ

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左から相葉裕樹演じるサム・クレイブ、早霧せいな演じるテス・ハーディング。

左から相葉裕樹演じるサム・クレイブ、早霧せいな演じるテス・ハーディング。

ミュージカル「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の東京公演が、本日6月1日に東京・TBS赤坂ACTシアターで開幕。これに先駆け、昨日5月31日にゲネプロと囲み取材が行われた。

早霧せいなにとって、宝塚歌劇団退団後初主演ミュージカルとなる本作は、「シカゴ」「キャバレー」「蜘蛛女のキス」などを手がけたジョン・カンダー、フレッド・エッブのコンビが送るコメディミュージカル。板垣恭一が上演台本・演出・訳詞を手がける今回の上演版には、早霧のほか、相葉裕樹今井朋彦春風ひとみ原田優一樹里咲穂、Kバレエ カンパニーの宮尾俊太郎らが出演する。

早霧が演じるのは、バリバリのキャリアウーマンで人気ニュースキャスターのテス・ハーディング。彼女の夫であり風刺マンガ家のサム・クレイブ役を相葉、テスの秘書ジェラルド役を今井、バレエダンサーのアレクセイ・ペトリコフ役を、現役バレエダンサーの宮尾が演じる。最初は反発し合うも、惹かれ合って“スピード婚”したテスとサム。公私共に順風満帆のはずだったが、次第にすれ違いが生じ、2人は離婚危機に陥ってしまう。

舞台は、ステージ奥にスタンバイしたオーケストラによるオーバーチュアでスタート。テスに扮した早霧が、サムへの怒りをポップなメロディに乗せて歌い上げる表題曲「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」で物語は華やかに幕を開ける。早霧と相葉の2人は、夫婦のあり方を模索するテスとサムを愛らしく演じ、宮尾は本業のバレエを生かしたダンスに加えて、伸びやかな歌声を披露し観客を魅了。このほかサムに扮した相葉と、サムが描くマンガのキャラクター・カッツが“共演”する場面や、テスの同僚のニュースキャスター、チップ・サリスベリー役を務める原田のコミカルな演技にも注目だ。

ゲネプロ前に行われた囲み取材には、早霧、相葉、宮尾の3人が出席。早霧は、5月19日から27日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで行われた大阪公演を振り返り、「毎公演、毎公演反応が全然違って。お客様と一緒に作品を作り上げていったという気持ちが強いです。コメディというのは、お客様の温度が上がれば上がるほど役者のテンションも上がるものなんだということを改めて感じました。大阪公演で掴んだものを大切にしながら、新たな気持ちで挑戦していきたいです」と晴れやかな表情で語り、続く相葉も「『こんなところで笑いが起きるんだ』『ここはもっと攻めていいんだ』というように、本番に入ってからも発見が多く、お客さんに答えを教えてもらっているような感じです」と感触を明かした。

また、記者から早霧の印象について問われた相葉は「毎回、バチバチにときめいてますよ。いつもキュンキュンしながらやらせていただいています。キスシーンがあるので稽古中についつい照れてしまうこともあったんですが、本番では早霧さんを男らしくギュッと抱きしめたいですね」とニコリ。宮尾は「『この作品って、こんなに声を出して笑ってもらえるミュージカルなんだ!』と大阪公演を経て思いました。東京公演でどう変化していくのか、僕たち自身も楽しみです」と述べつつ、苦戦したという歌唱シーンについても触れ、「毎日課題を見つけて、なんとかクリアしようと思っています」と意欲を見せる。さらに宮尾は大阪公演でセリフが飛んでしまったエピソードを明かし、「その瞬間、空気がピタっと止まって。あの時間が永遠に続くかと思いましたよー(笑)」と思いを吐露した。

最後に早霧は「1回では見きれない部分もあると思うので、視点を変えて観てもらうことでさらに楽しめる作品になっていると思います。劇場で私たちと一緒に楽しみましょう! お待ちしております」と観客にメッセージを送り、取材を締めくくった。上演時間は途中休憩を含む約2時間55分。公演は6月10日まで。

ミュージカル「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」

2018年5月19日(土)~27日(日)※公演終了
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

2018年6月1日(金)~10日(日)
東京都 TBS赤坂ACTシアター

脚本:ピーター・ストーン
作曲:ジョン・カンダー
作詞:フレッド・エッブ
上演台本・演出・訳詞:板垣恭一
出演:早霧せいな / 相葉裕樹今井朋彦春風ひとみ原田優一樹里咲穂 / 宮尾俊太郎 ほか

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