4月6日に発売された文芸誌「すばる」5月号(集英社)の特集「シェイクスピアさん、お世話になっております」に、劇作家の
小説家や劇作家たちが、自身とシェイクスピアとの関わりを語る本企画。劇団☆新感線の座付作家・中島かずきは「リチャード3世」にインスパイアされ、2007年に上演された「朧の森に棲む鬼」を書き上げたと語る。一方、マームとジプシー主宰の藤田貴大は、何度も触れたセリフや場面にもかかわらず、毎回異なる印象を受けるというシェイクスピア戯曲の魅力を「わからない不思議な感覚」と題して著した。また、韓国の気鋭の劇作・演出家ソン・ギウンは、シェイクスピア晩年の作品「テンペスト」から想を得て書き上げ、2015年に多田淳之介の演出で上演された「颱風奇譚」の、創作エピソードを綴っている。
今年没後400年を迎え、今なおさまざまなジャンルの創作者たちに大きな影響を与えているシェイクスピア。この特集では、劇作家をはじめ、翻訳家、詩人、エッセイスト、落語家ら12人が“沙翁”ことシェイクスピアへの思いを思い思いに語っている。
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