いとうせいこう代表作復刊で岡村靖幸、Bose推薦コメント

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いとうせいこうの復刊シリーズ「いとうせいこうレトロスペクティブ」の第1弾として、本日8月26日に小説「ワールズ・エンド・ガーデン」が刊行された。

いとうせいこう「ワールズ・エンド・ガーデン」表紙

いとうせいこう「ワールズ・エンド・ガーデン」表紙

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この小説は1991年に刊行され、三島由紀夫賞の候補作ともなったいとうせいこうの代表的な長編作品。期限付きの解放区「ムスリム・トーキョー」に現れた記憶を失った浮浪者が、予言者としてあがめられる様子が描かれている。

今回の復刊に際して、いとうがあとがきと新たな解説を加筆。また岡村靖幸、Bose(スチャダラパー)、アニメ監督の神山健治が熱い推薦コメントを寄せている。

なお「いとうせいこうレトロスペクティブ」シリーズでは今後、洗脳のプロ・洗濯屋(ウォッシャー)と洗脳外しのプロ・解体屋(デプログラマー)による冒険活劇長編「解体屋外伝」が9月末に刊行される。

神山健治コメント

自分探しの旅が
永遠に続く世界の終わりだと
教えてくれた希望の書

岡村靖幸コメント

産毛! 触覚! 産毛! 味蕾!
産毛!
未体験ゾーン突入小説

Bose(スチャダラパー)コメント

引用、リピート、止まらない連想
ゲームの連続、コトバの混沌
焦燥と昂揚、その頃のトーキョー
凡庸じゃないフロウ、読めば即没頭
超高速かつスロウな妄想
脳内で暴走、町内を奔走
イメージと瞑想、縦書きの予言書
十年後? いや、そのもっと先の
解体、リセット、メモリはキロバイト
モノクロの液晶、いざなう世界のエンド
何十年も、何周も早すぎた未来の禅問答

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