10周年イヤー開幕
2016年10月にアルバム「Groove it」でメジャーデビューし、ヒップホップやR&Bテイストのサウンド、スモーキーな歌声で注目されてきたiri。今年10月にデビュー10周年を迎える彼女は「Episode.0」でアニバーサリーイヤーのキックオフにふさわしく、これまでのキャリアを凝縮するようなセットリストで約2時間のステージを展開した。
舞台を覆う紗幕には「2026」という数字が投影され、そこからiriのデビュー年である「2016」が示される。カウントダウンと同時に幕が落ちると、iriとバンドメンバーの村岡夏彦(Key)、村田シゲ(B /
みんなもおめでとう
興奮が渦巻く客席を見渡しながら、iriは「こんなにたくさん来てくれてうれしいです。好きなことを仕事にできたことは幸せだなと思います」と喜びを表現。「デビューしてから駆け抜けてきたんですけど、みんなも10年がんばったと思うんですよ。生きづらいこともたくさんあったと思う。みんなの10周年のお祝いでもあります。おめでとう」と目の前のファンに感謝を伝え、「皆さんは10年がんばった自分をハグして、自由に踊ってください」と期待を煽った。
「Wonderland」で会場がひとつに
「Keep on trying」「Fancy City」「Sway」でさまざまな夜の情景をエモーショナルに描き出したiri。メロウなムードが立ち込める中、彼女はライブの定番曲「Wonderland」で空気を一変させる。客席にマイクを向けると、ファンのシンガロングが響きわたり会場に一体感が生まれた。そして「Only One」ではiriが胸に手を当てながらハイトーンを響かせ、「Swamp」ではギターを爪弾きながらシリアスな歌声を放ち、多彩な表現で観客を惹き付けた。
めちゃくちゃ幸せでした
iriは「渦」「Watashi」をシームレスにつなげる特別なアレンジで披露したあと、台湾で撮影されたミュージックビデオをバックに「Shade」を歌唱。心の叫びを表現したかのようなダイナミックな歌声に、オーディエンスはじっと耳を傾けていた。iriの楽曲と言えば重低音の効いたダンスチューンが代表的だが、「はじまりの日」「会いたいわ」という繊細なバラードソングでも観客を魅了する。そんな切ない余韻はアッパーチューン「摩天楼」をきっかけに塗り替えられ、「Run」「STARLIGHT」で場内に再び熱気が広がった。本編ラストの「24-25」では高揚感あふれるバンドサウンドに乗せてクラップが弾け、盛り上がりはピークを迎えた。
アンコールで披露されたのは「hug」。「ずっと待ってたから灯しておいて」という歌詞ではiriが手を広げ、ファンへの思いを重ねるように優しく歌い上げる。さらにもう1曲「Season」もドロップし、聴く者を後押しするようなポジティブなメッセージを放った。演奏が終わったあともサビを口ずさんで、名残惜しそうな表情を浮かべるiriは「めちゃくちゃ幸せでした。寂しいけどみんなにも明日がある」と言って舞台をあとにした。
iriは6月から7月にかけてデビュー10周年を記念したZeppツアー「iri 10th Anniversary LIVE "DoT"」に臨む。オフィシャルファンクラブ「Wavy Club」では2月8日までチケットの先行予約を受付中。
セットリスト
「iri 10th Anniversary LIVE "Episode.0"」2026年1月30日 東京ガーデンシアター
01. 半疑じゃない
02. Coaster
03. Keepin'
04. Sparkle
05. Corner
06. Keep on trying
07. Fancy City
08. Sway
09. Wonderland
10. Only One
11. Swamp
12. はずでした
13. 渦
14. Watashi
15. Shade
16. はじまりの日
17. 会いたいわ
18. ナイトグルーヴ
19. 摩天楼
20. Run
21. STARLIGHT
22. 24-25
<アンコール>
23. hug
24. Season
公演情報
iri 10th Anniversary LIVE "DoT"
2026年6月7日(日)東京都 Zepp Haneda(TOKYO)
2026年6月12日(金)福岡県 Zepp Fukuoka
2026年6月14日(日)大阪府 Zepp Osaka Bayside
2026年6月19日(金)愛知県 Zepp Nagoya
2026年6月28日(日)北海道 Zepp Sapporo
2026年7月3日(金)神奈川県 KT Zepp Yokohama
タグ
Dina $XAGE @Koralan111
@natalie_mu 10周年スタート、現場の熱量が写真からも伝わる