WACKオーデ6日目の1対1バトルでExWHYZ・maho白塗り確定、最終審査はギャンパレ「LAST」対決

音楽事務所WACK主催の合宿オーディション「WACK合同オーディション2023」が3月19日から3月25日まで開催中。この記事では6日目にあたる本日3月24日の昼から夜にかけての模様をレポートする。

「WACK合同オーディション」は毎年恒例となっているオーディション企画。候補生に加え、現役メンバーのトギー（BiS）、ナオ・オブ・ナオ（豆柴の大群）、ナ前ナ以（ASP）、ナルハワールド（GANG PARADE）、maho（ExWHYZ）も参加している。早朝には5日目の脱落者であるイャン・GP・マイカ、マジヤスメ・アツコが救済を懸け、向かい合ってパフォーマンス。渡辺淳之介（WACK代表）による審査の結果、マジヤスメの復帰が決定した。候補生は初日の19名から脱落およびリタイアを経て、アイカ・ザ・ポリス、hitorikko、レオナイクスワイズ、ノノ3、マジヤスメ・アツコ、チャンアダルトの6名が残っている。

グループ戦が展開された昼のパフォーマンス審査では、「昨日の気迫はどこに行ったのか」と渡辺から厳しい意見が飛び出す場面も。この影響からか、夜のパフォーマンス審査では、5日目にも行われた1対1の個人戦となる“ブレイキングダウン”方式が採用された。この対決は、参加者が1対1で向かい合った状態で同時にパフォーマンスし、勝敗を競うというもの。ナ前ナ以とアイカ・ザ・ポリスは、ナ前ナ以が在籍するASPの「拝啓 ロックスター様」で対決した。2人は気合いが空回りしたのか、ともに曲のテンポから逸脱してしまう。この勝負に渡辺は苦笑しながら「どっちも負け」と言わざるを得ない状況だった。

ナルハワールドとマジヤスメ・アツコの対決の課題曲は、ナルハ所属のGANG PARADE「FOUL」。1対1の戦いながら、ナルハワールドは同曲でおなじみのフレーズである「BODY & 13 SOUL」というかけ声を高らかに叫ぶ。自身を含む13人の大所帯で活動するギャンパレとしての思いをぶつけ、勝利した。ノノ3とレオナイクスワイズの対決では、ノノ3が暴走気味なパフォーマンスをした影響か、渡辺はレオナイクスワイズに軍配を上げた。ナオ・オブ・ナオとチャンアダルトによる豆柴の大群「FLASH」対決では、豆柴メンバーであるナオが勝利。前のめりな接戦となり、向かい合って歌い踊る2人の腕がぶつかる場面も見られた。審査は続き、ラストにはmahoとアイカ・ザ・ポリスが「拝啓 ロックスター様」で対決。アイカが現役メンバーであるmahoから勝利をもぎ取った。その結果、mahoの1カ月間白塗り生活が決定した。

全対決が終わり、渡辺は敗者であるマジヤスメ、ノノ3、チャンアダルトの脱落決定を発表。そして「『この場を乗り切ればなんとかなる』みたいな考え方があるのかなって。今も大事だけど、先のことも考えなきゃいけない」と候補生の印象を口にした。さらに「WACKが過渡期に来ているのかなって自分でもすごく感じている。昔ならがむしゃらにやっていればよかったのが、そういう状況じゃなくなっている。それがこの合宿を通して感じたことでした」と述べ、「コロナ禍の影響が出始めた2020年2、3月。僕たちはライブが一切できなくなった。『感染リスクのある危ない場所でライブをやっている』と世間から怒られて、半年以上もその状態が続いた。そしたらどんどん小さいコミュニティになって。それまではもっとカジュアルにライブという存在があったと思う」とこの3年ほどの状況を振り返る。そして「俺たちはどんどん変わらないといけない。それをこの合宿で俺自身、学んだ。現役メンバーに思うことは、頭が固くなってるんじゃないかなってこと。変化し続けなきゃいけないし、どうやって変化していけばいいかも考えなければ。今回の現役メンバーは、候補生に対して教える側にほぼ回れなかったということを、よく考えてほしいです」と言い、話を結んだ。

6日目 夜のパフォーマンス審査結果

・ナ前ナ以 対 アイカ・ザ・ポリス
課題曲：ASP「拝啓 ロックスター様」
勝者：なし

・maho 対 アイカ・ザ・ポリス
課題曲：ASP「拝啓 ロックスター様」
勝者：アイカ・ザ・ポリス

・ナルハワールド 対 マジヤスメ・アツコ
課題曲：GANG PARADE「FOUL」
勝者：ナルハワールド

・ノノ3 対 レオナイクスワイズ
課題曲：BiS「STUPiD」
勝者：レオナイクスワイズ

・トギー 対 hitorikko
課題曲：BiS「STUPiD」
勝者：hitorikko

・ナオ・オブ・ナオ 対 チャンアダルト
課題曲：豆柴の大群「FLASH」
勝者：ナオ・オブ・ナオ

夕食後に行われた候補生と現役メンバーの全員を対象とした最後の個人面談では、それぞれが合宿を振り返り、どんな変化があったのかを渡辺に伝えた。面談終了後、視聴者投票などが行われ、6日目の結果発表に移った。現役メンバーの総合ランキングではナルハワールドとmahoが同率1位、候補生の総合ランキングでは1位と2位が僅差でアイカ・ザ・ポリスとhitorikko、3位以降にレオナイクスワイズ、ノノ3、マジヤスメと続き、最下位がチャンアダルトとなった。

脱落者は夜の審査で敗北したマジヤスメ、ノノ3、チャンアダルトの3名。ランキング発表後の追加脱落者はなしという結果に。敗者3名は、最終日となる7日目早朝に行われる敗者復活戦に参加し、一抜けできた場合に限り戦線復帰できる。敗者復活戦の内容は、トランプを使った神経衰弱対決となる。そして7日目の昼に行われる最後のパフォーマンス審査は、候補生チーム対現役メンバーチームによるGANG PARADE「LAST」対決であることが発表された。合格を懸けた候補生の戦いの結果が気になる人は、ニコニコ生放送のチェックをお忘れなく。

6日目 脱落者

マジヤスメ・アツコ / ノノ3 / チャンアダルト

6日目 総合ランキング

メンバー
1位 maho（ExWHYZ）94ポイント
1位 ナルハワールド（GANG PARADE）94ポイント
3位 ナ前ナ以（ASP）85ポイント
4位 ナオ・オブ・ナオ（豆柴の大群）58ポイント
5位 トギー（BiS）43ポイント

候補生
1位 アイカ・ザ・ポリス 173ポイント
2位 hitorikko 170ポイント
3位 レオナイクスワイズ 112ポイント
4位 ノノ3 99ポイント
5位 マジヤスメ・アツコ 74ポイント
6位 チャンアダルト 41ポイント

7日目 昼のパフォーマンス審査 チーム分け

候補生チーム
アイカ・ザ・ポリス / hitorikko / レオナイクスワイズ / 救済者1名

現役チーム
maho（ExWHYZ） / ナルハワールド（GANG PARADE） / ナ前ナ以（ASP） / ナオ・オブ・ナオ（豆柴の大群） / トギー（BiS）
※ナルハワールド以外は白塗り

記事初出時、本文の内容に誤りがございました。お詫びして訂正します。