「信長の野望・新生」は、明日7月21日にリリースされるコーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム。氷川はこのゲームのエンディングテーマとして、新曲「雷鳴」を提供した。
氷川がゲーム作品とタイアップするのは、今回が初めて。オファーを受けたときの心境について司会者に聞かれると、氷川は「ゲームの中で流れると伺ったとき、すごくうれしくて。小さな頃から『信長の野望』のことは知っていたので、とても光栄なことで……それこそ“コーエー”ですね!」と茶目っ気たっぷりにコメントした。
普段からゲームを嗜むという氷川は、すでにNintendo Switch用のソフトを予約していることを明かし「すごく楽しみにしているんです。いつもは途中であきらめちゃうんですけど、今回は最後までがんばろうと思って。でもクリアできるかなあ……?(笑)」とコメント。好きなゲームジャンルはRPGだそうで、その理由については「積み上げていくものが好きなので、RPGとか、物語性のあるものが好きですね。いろんな感情にさせてくれるし……人生と一緒ですよね。常にいい選択をしていきたいというか」とコメントした。また、今回のコラボを記念して「信長の野望・新生」には氷川がオリジナル武将として登場する。この武将のイラストが会場のスクリーンに映し出されると、氷川は「すばらしいデフォルメをしてくださって。原型を留めていなくらいカッコいい」と謙遜しつつ「髪の毛の長さは(キャラと同じ長さに)もうすぐ到達しそうなので、がんばって伸ばしたいと思います!」と笑顔を見せた。
ゲームのエンディングで流れる「雷鳴」は、天下統一を目指して激しい戦いを繰り広げた戦国武将たちの壮大な生き様や心情を歌い上げるミディアムバラード。この曲について氷川は「自分もこの曲の歌詞のように生きていきたいなと思えたというか。言葉に1つも無駄がないですし、また大好きな曲ができました。誰もが愛する人を守るためにがんばっていると思うけど、それは何百年も昔から変わらないことなんだなって」と語り「本当にカッコよくて、これまでの楽曲とはまた印象がガラッと変わる曲。マグマがたぎるような思いで歌おうと思いますし、これからいろんな場所で歌わせていただきたい」と思い入れを明かした。
発表会の終盤には、「雷鳴」が初披露される場面も。渾身のパフォーマンスで圧倒的な歌声を響かせた氷川は、歌い終えるなり「歌うとスカッとするんです」と清々しい表情を見せた。そして、司会者から「氷川きよしの“野望”は?」と問われると、氷川は「やりたいことは片っ端から挑戦して 型にとらわれないアーティストになる!!」と書かれたフリップを掲げる。「やりたいことはやらないと後悔しちゃうので、なんでもやって楽しみたいなと。『自分が道を作る』くらいの気持ちで挑戦していきたいです。何事もやる前は不安だけど、限界突破すると次のドアが見えるというか。やってみないとわからないですからね」と、自身の活動のスタンスを語った氷川。「“次の景色”は見えているんですか?」とさらに問われると、「(景色が)広がってますよ。夢描いています。音楽が好きなので、ジャンルにこだわりなくやっていけたらいいですね」と、今の思いを明かしていた。
「雷鳴」は明日7月21日に配信リリースされる。
J_ROCKNews @J_ROCKNews
氷川きよし「信長の野望」とのコラボに「コーエーです!」マグマがたぎるような思いで楽曲初披露 https://t.co/wmU3oNofKS