七尾旅人、新曲「入管の歌 (ニッポンの檻)」を発表

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七尾旅人が新曲「入管の歌 (ニッポンの檻)」をSoundCloudで公開した。

七尾旅人とは?

1979年生まれのシンガーソングライター。1998年のデビュー以来、ファンタジックでメッセージ性の強い歌詞とオリジナリティあふれるメロディで幅広い音楽ファンを魅了している。2007年9月11日には3枚組のミュージカルアルバム「911FANTASIA」をリリース。ライブ活動も精力的に行っており、ライフワークと銘打った弾き語り独演会「歌の事故」や、全共演者との即興対決を行う「百人組手」といった自主企画を不定期に開催。各地のフェスやイベント、Ustream中継などで伝説的なステージを生み出し続ける。2009年に発表された七尾旅人×やけのはらのシングル「Rollin' Rollin'」はパーティシーンを中心にアンセム化し、同曲を収録したアルバム「billion voices」もヒットを記録。2010年からはダウンロード販売システム「DIY STARS」を提案し、自らの新曲を直販する試みに挑んだ。さらにそのDIY STARSを使って、東日本大震災発生直後の2011年3月17日より義援金募集プロジェクト「DIY HEARTS」も設立。2012年にはアルバム「リトルメロディ」をリリースした。2013年からはビートボクサーの櫻井響、聖歌隊のCANTUS、そして子犬や小鳥などを擁する、声だけで新しい音楽を追求するバンド「VOICE! VOICE! VOICE! VOICE! VOICE! VOICE! VOICE!」も始動。2014年にはシングル「TELE〇POTION」が映画「ニシノユキヒコの恋と冒険」の主題歌となった。

七尾旅人

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この曲の公開にあたり七尾は自身のTwitter公式アカウント(@tavito_net)で「入管法、さらなる改悪の採択が、5/7に迫っています。短い曲を載せておきます。親から切り離され、運命を弄ばれる、小さな子供の歌です」とコメント。また自身のnoteアカウントでは、この曲について「日本で生まれて、日本語しか喋れないにも関わらず、(些末な出来事で在留資格を剥奪された)父親、母親と切り離され、自分自身も『二十歳になったら、わたしも収容されてしまう』と怯えている子供たちが居ます。本来なら夢も希望もあるはずのちいさな子供たちですよ。今回はそれを短い歌にしてみました」とつづっている。

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七尾旅人「入管の歌 (ニッポンの檻)」歌詞

アクリル板の向こうに
切り離されたパパは
大きくなったねと
その壁越しに 
私の髪をなぜて
だけど私も大人になれば
きっとこの場所に
閉じ込められるの

帰る国を失い
ニッポンの檻のなか

アクリル板の向こうに
切り離されたママは
1日ごとに
おかしくなってく
自分の髪を引き抜いて
だけど私も大人になれば
きっとこの場所に
閉じ込められるの

帰る国を失い
ニッポンの檻のなか

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安田菜津紀 Dialogue for People @NatsukiYasuda

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