この曲の公開にあたり七尾は自身のTwitter公式アカウント(@tavito_net)で「入管法、さらなる改悪の採択が、5/7に迫っています。短い曲を載せておきます。親から切り離され、運命を弄ばれる、小さな子供の歌です」とコメント。また自身のnoteアカウントでは、この曲について「日本で生まれて、日本語しか喋れないにも関わらず、(些末な出来事で在留資格を剥奪された)父親、母親と切り離され、自分自身も『二十歳になったら、わたしも収容されてしまう』と怯えている子供たちが居ます。本来なら夢も希望もあるはずのちいさな子供たちですよ。今回はそれを短い歌にしてみました」とつづっている。
七尾旅人「入管の歌 (ニッポンの檻)」歌詞
アクリル板の向こうに
切り離されたパパは
大きくなったねと
その壁越しに
私の髪をなぜて
だけど私も大人になれば
きっとこの場所に
閉じ込められるの
帰る国を失い
ニッポンの檻のなか
アクリル板の向こうに
切り離されたママは
1日ごとに
おかしくなってく
自分の髪を引き抜いて
だけど私も大人になれば
きっとこの場所に
閉じ込められるの
帰る国を失い
ニッポンの檻のなか
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安田菜津紀 Dialogue for People @NatsukiYasuda
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