「ベストヒット☆SMA」所属55組が渋谷で豪華競演

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ソニー・ミュージックアーティスツが主催するライブイベント「ベストヒット☆SMA」が、昨日10月17日に開催された。

総勢55組が集合したグランドフィナーレの模様。

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ユニコーン(C.C.Lemonホール)

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氣志團(C.C.Lemonホール)

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T-SQUARE(C.C.Lemonホール)

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国生さゆり(C.C.Lemonホール)

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これは渋谷・原宿地区の10会場にて、SMA所属アーティストが一堂に会して行われた大型ライブイベント。全会場の中で最大規模の渋谷C.C.Lemonホールには国生さゆり、T-SQUARE、氣志團ユニコーンの4組が出演した。

C.C.LemonホールのステージはSMA顧問を務める徳光和夫の司会で進行した。彼の呼び込みで、まずはトップバッターの国生さゆりが登場。徳光が「初対面は『トップテン』だったよね」と往年の歌番組の思い出を語ると、国生は場内を見渡して「……あれ、知らない人が多い?(笑)」とジェネレーションギャップに苦笑。しかしその後、彼女が大ヒット曲「バレンタイン・キッス」を披露すると、オーディエンスは総立ちになって大盛り上がりに。国生も「楽しいー!」と笑顔でライブを楽しんでいる様子を見せた。

2番手はT-SQUARE。伊東たけし(Sax,EWI,Fl)は「今日唯一のインストバンドです。歌はありません(笑)。古株ですよ僕ら、デビューしたの1978年なので」と自己紹介しつつ、大御所らしい圧巻のパフォーマンスを展開。「宝島」「TRUTH」といったおなじみのナンバーを続々と披露し、観客を楽しませた。

続いて登場した氣志團はいきなり「One Night Carnival」を披露し、KISSESのみならず全オーディエンスを熱狂させる。大サビでは綾小路翔(Vo)が「全員歌うまでユニコーンに会わせねえぞ!(笑)」と合唱を強要し、その甲斐もあって場内に大合唱が広がった。そして「氣志團が送る『ベストヒット☆SMA』、始まるよ!」という紹介の後、星グランマニエ(G)と白鳥松竹梅(B)がカジュアルなファッションに身を包んで“下心ブラザーズ”としてステージ中央へ。真心ブラザーズ「サマーヌード」のカバーを歌い、会場を大いに盛り上げた。

ここでSMAの原田公一代表取締役会長の偽物・原田ハム一が登場し、続いてのアーティストを紹介。白鳥雪之丞(Dr)扮する“木村(もくむら)カエラ”が「Butterfly」を歌う。完成度の高い女装と見事な高音に場内が沸き返った後は、綾小路と早乙女光(Dance,Scream)が見覚えのある水色のTシャツにデニム、パーマヘアで登場。PUFFYの「渚にまつわるエトセトラ」を振り付きでカバーし会場を爆笑の渦に叩きこむ。さらに国生さゆりが赤いセーラー服で登場し、綾小路、光とともに自身の楽曲「ソレ以上、アレ未満」を披露。綾小路は「夢が叶いました! ありがとうございます!」と狂喜しながら競演を楽しんでいた。

氣志團が最後に演奏したのは大先輩・ユニコーンの「服部」。ここで総勢5人の“原田ハム一ダンサーズ”が登場し、原田会長そっくりのビジュアルで激しくも華麗なダンスを披露する。途中では本物の原田会長も参加し、ダンサーと一緒に踊って場内を驚かせる。所属事務所へのリスペクトを込めたステージを、集まったオーディエンスは大きな拍手で称えた。

C.C.Lemonホールのトリはユニコーン。オープニングSEとしてTVドラマ「裸の大将」の主題歌「野に咲く花のように」が流れる中、珍しいスーツ姿のメンバー5人が登場した。1曲目は「裸の太陽」。オープニングに合わせて奥田民生(Vo,G)は歌詞を「ななめうしろから 裸の大将」と変えて歌い、ファンを笑わせた。

そしてEBI(B)がボーカルを取る「薔薇と憂鬱」に続き、民生が挨拶。「ベストヒット☆SMA、たくさんお越しいただいてありがとうございます。このイベントを通じてみんながものすごい仲良しだということを……伝わるわけないじゃないですか!(笑)打ち上げで会ったって社交辞令ですよどうせ!(笑)」と、自身が顧問を務める事務所の一大イベントについて自虐的に語る民生。阿部義晴(Key)のほうを見ながら「今日は氣志團の先生もここにいますんでね(笑)、オリジナルの技をぜひ見せていただきたいと」と言いつつ、「与える男」「オッサンマーチ」と続々と曲を披露していった。

「WAO!」のイントロが始まると阿部が前方に登場し、客席に向けて「SMA」コールを要求。そして「SMAに社歌があるの知ってるか?」と突然別の曲への前フリを始め、民生は提げていたアコギをあわててエレキギターにチェンジする。阿部はステージに用意されたカンペを見ながら「つわものどもに愛されて何年なんだ? 社名変更してるからはっきりしないんだよな!」「コンセプト青山ビル5階、だけじゃなくて本当は6階もなんだよ!」と突っ込みつつ、「SMA」を熱唱。SMA主催イベントには欠かせないこの曲で、会場の熱気はさらに高まった。そして再び「WAO!」に戻ったあと、ラストチューンは「大迷惑」。オーディエンス全員が腕を挙げ、彼らの渾身のパフォーマンスを楽しんだ。

いよいよイベントはフィナーレへ。最後は10会場に出演した55組147名のアーティストがC.C.Lemonホールに集結し、桜井秀俊(真心ブラザーズ)がプロデュースしたテーマソング「ベストヒット☆SMA~Song Meets Audience~」を歌う。桜井は続々とステージに登場するアーティストを見渡しながらレコーディングを振り返り、「こんなすごい現場は一生ないと思います。SMAでよかったと思いました」と感慨深げに語った。

147名の合唱の後、原田会長がステージに登場して観客に挨拶。「これを機に来年以降も、いろんな形でイベントを作り上げていきたいと思います」と、新たな展開への期待を持たせた。

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読者の反応

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あいちゃん @rurucorn

いつか見たような風景
それは渋公であったコレやった↓
当時のら名称C.C.Lemonホールに行ったな〰️😂

「ベストヒット☆SMA」所属55組が渋谷で豪華競演 https://t.co/JBEIOUTI7B

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