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元アカシックの新ユニット・可愛い連中、1stワンマンで初披露の新曲ばかり15曲熱唱

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理姫(撮影:真島洸)

理姫(撮影:真島洸)

2019年10月に解散したアカシックのメンバーである理姫(Vo)、奥脇達也(G)、バンビ(B)が新たに結成したユニット、可愛い連中が東名阪ツアー「連中I」を開催。このツアーファイナルが2月2日に東京・東京キネマ倶楽部で行われた。

エディット・ピアフ「愛の讃歌」が会場に響き渡る中、サポートメンバーのあーちゃん(G / きのこ帝国)と諸石和馬(Dr / Weekend Brothers, NAMBA69, ex.Shiggy Jr.)、アカシックにおいてもサポートを務めていた翔汰(Key)、そして奥脇とバンビがステージに登場。最後に理姫がステージ中央の定位置に着いたところで、彼女たちはオリジナルの日本語詞を当てたフランス・ギャル「夢見るシャンソン人形」のカバーでライブをスタートさせた。勢いのある演奏をバックに、上着を肩にかけながら気だるげに歌った理姫は、曲が終わると「はじめまして、可愛い連中です」とひと言挨拶。続けて、1月に配信リリースしたデモ音源「連中I」から「愛の言葉」「ワンシーズン」を歌唱した。

これ以降、彼女たちは新曲を次々と連発。12月に開催されたライブサーキットで初ライブを行っているとはいえ、この日の時点で可愛い連中がリリースしているオリジナル曲はデモ音源「連中I」に収録されている4曲のみのため、観客にとっては初めて耳にする曲ばかりとなったが、キャッチーなメロディと力強いボーカル、ツインギターによる表情豊かなバンドサウンドにオーディエンスはすぐに魅了されていた。理姫はフロアに向かって「知らない曲ばかりを延々聴かされる行事に、よくぞお越しくださいました。アルバムも出してないのにワンマンやるって、どうかしてると私も思います(笑)」と苦笑。これに奥脇が「皆さんは伝説の目撃者だね」と乗っかるが、理姫は「十数曲作ったくらいで伝説とか言ってちゃダメだよ」と言って釘を差した。

ライブ後半は、熱を帯びたバンド演奏に乗せて理姫がエモーショナルに歌い上げるバラード「八月」や、理姫がステージの台に腰掛けたままうつむき気味で歌った「海底摸月」「マージン」などを披露。疾走感あふれるポップチューン「互市才覚」では理姫の動きに合わせて観客が腕を振り上げて盛り上がり、曲中に全メンバーのソロ回しも行われた。そして「ペット可」を歌ったあとで、理姫は「曲がもうこれしかないからアンコールはナシで」と観客に告げ、「もっと曲を作って、次は40曲くらいのワンマンをやります!」と宣言。新曲ばかり15曲が披露されたこの日のステージは、アカシックの解散からわずか3カ月にも関わらず3人が歩みを止めずに次に進んでいることを、強く印象付ける内容となった。

可愛い連中 東名阪ツアー「連中I」2020年2月2日 東京キネマ倶楽部 セットリスト

01. 夢見るシャンソン人形
02. 愛の言葉
03. ワンシーズン
04. 四月
05. 金魚鉢
06. 蛇行道連
07. 日向
08. 八月
09. 海底摸月
10. マージン
11. ウルトラウェア
12. 互市才覚
13. グロテスク
14. ダ犬マイト
15. ペット可

可愛い連中 東阪ツアー「道連I」

2020年6月14日(日)大阪 心斎橋VARON
<出演者>
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2020年6月26日(金)東京都 WWW
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