板野友美お雛様衣装でバラード熱唱、「リハで泣いた」バンドツアーに意気込み

2月28日に通算10枚目となるシングル「Just as I am」を発表した板野友美が、本日3月3日に東京・アーバンドック ららぽーと豊洲シーサイドデッキ メインステージでリリース記念イベントを行った。

板野は本日が桃の節句であることにちなみ、お雛様を思わせる桃色の着物姿でステージへと上がった。おしとやかに登場した板野だったが、1曲目に披露されたのは最新シングル「Just as I am」に収録されたロックナンバー「Show time」。和装とはギャップのあるハードなサウンドで観客を惹き付けた。春には板野にとって初のバンド編成によるライブツアー「板野友美 LIVE TOUR 2018 ～Just as I am～」の開催が決定しており、この「Show time」は生演奏でのパフォーマンスを念頭に作られた楽曲。ツアーでは打ち込みのダンサブルな楽曲もバンドアレンジで歌われるとのことで、先日初めてバンドとのツアーリハーサルを行ったという板野は「やっぱり生の楽器の音は心を揺さぶるんですよね。初めて自分の楽曲で泣きそうになりました（笑）。7年間積み上げてきた今までの楽曲を生演奏でお届けできたらと思いますし、『板野友美ってこんなにカッコいい曲あったんだ』と思っていただけるようにがんばります」とツアーに向けての思いを語った。

そして板野は、そのツアーリハーサルでひさしぶりに歌ったという2011年発売の2ndシングル「ふいに」を披露。最後は“自分らしさ”をテーマに自ら作詞したバラードナンバー「Just as I am」を歌い上げた。「Just as I am」は2月19日発売の写真集「Wanderer」との連動で制作された楽曲で、板野は写真集でもありのままの“自分らしさ”を表現している。これまでは写真集や音楽作品のジャケットなど、自身が携わる作品では必ず自分で写真をセレクトしていたが、今作ではすべてスタッフに一任したという彼女。「今までは写真を自分でセレクトしていたけど、自分が好きな表情を選ぶとどうしても同じ表情になってしまうんです。今回は一切自分でセレクトせずお任せだったので、自分的には『こんな顔してるんだ』という恥ずかしい表情もあったんですけど、それも板野友美の一面なので、すべて隠さずに出せたのはよかったです。私も大人になったのかな」と制作を振り返った。

板野はこのあと本日16:00より同会場でミニライブと特典会を行い、明日3月4日には愛知・イオンモール木曽川でもイベントを開催する。ライブツアー「板野友美 LIVE TOUR 2018 ～Just as I am～」は4月21日スタート。宮城・darwinを皮切りに、全国5会場のライブハウスで展開される。