いきものダンスにウクレレも!さくらしめじ“まったり忘年会”でファンと笑い納め

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さくらしめじが本日12月29日に東京・IMAホールにてライブイベント「さくらしめじ忘年会『きのこりあんの集い vol.2』」を開催した。

さくらしめじ(撮影:ハヤシサトル)

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さくらしめじ(撮影:ハヤシサトル)

さくらしめじ(撮影:ハヤシサトル)[拡大]

このイベントは、2016年にスタートしたさくらしめじときのこりあん(さくらしめじファンの呼称)の“忘年会イベント”。彼らが初めてのワンマンライブを行った思い出の会場には満員のファンが集まり、マイペースな田中雅功、高田彪我が作り上げるリラックスムード満点のステージを楽しんだ。2部にわたって行われたこのイベントのうち、この記事では第2部の模様をレポートする。

開演時刻を迎え舞台の幕が開くと、ステージ上に置かれたこたつで暖を取る半纏姿の2人がファンを歓迎する。彼らは湯呑みにドリンクを注ぎながらオープニングトークを繰り広げ、雅功は「もう忘年会の時期ですよ。年を重ねるごとに1年が過ぎるのが早くなってる!」としみじみ。彪我は「DK(男子高校生)になったのも今年だもんねえ」と合いの手を入れつつ「こんな感じでゆったり、まったりといきましょう!」と会場に呼びかけた。

高田彪我(撮影:ハヤシサトル)

高田彪我(撮影:ハヤシサトル)[拡大]

冒頭に用意されたのは観客からの希望に即興で応える「リクエストコーナー」。2人はリクエストボックスに寄せられたアンケート用紙から2枚を選び、「ふうせんはなび」と「ポンコツデリシャスロード」を弾き語りで披露した。「ポンコツデリシャスロード」は彪我のソロ曲ということで、雅功は彪我のタンバリンを手に客席へ。観客に混じって椅子に腰かけ、手拍子を求めるように小気味よくタンバリンを鳴らして彪我の歌を彩った。

トークパートでは、彪我がクリスマスにサンタクロースからプレゼントをもらったと報告。贈られたのはハンドクリームとリップクリームだったと言い、彼は「乙女ちっくなサンタさんでした!」ときのこりあんに伝えた。また雅功は「サンタさんは来なかったけど、親にiPadを買ってもらった!」と自慢げに明かす。すると彪我は「すげえー!すごいよ、iPadだって!」と過剰に反応し、雅功に「ねえ、バカにしてるでしょ!」とツッコまれていた。

いきものダンスを踊りながら「My Buddy」を歌う田中雅功。(撮影:ハヤシサトル)

いきものダンスを踊りながら「My Buddy」を歌う田中雅功。(撮影:ハヤシサトル)[拡大]

続くコーナーは、ファンを巻き込んで2人がカラオケをする「じめじめうた自慢」。「カラオケは小学校低学年のとき以来行ってないから、楽しみ!」と上機嫌な雅功は「まずは僕がデモンストレーションを」と、超特急「My Buddy」をカラオケに登録した。盛り上がる客席に、彼は「はい、一緒に!」と呼びかけ“いきものダンス”を踊りながらこの曲を熱唱。ファンも一緒になってダンスを踊ったが審査員の評価は「失格」で、雅功は「やばい、あとで(超特急の)コーイチ先輩に怒られる!」と照れ笑いした。またファンの女性がコレサワ「たばこ」を熱唱すると、雅功は「彪我、負けてられないぞ!」と彪我を煽る。すると彪我はどうぶつビスケッツ×PPP「ようこそジャパリパークへ」をハイテンションに歌い上げ、清々しい「失格」の鐘をもらっていた。

ウクレレを見せる高田彪我(手前)。(撮影:ハヤシサトル)

ウクレレを見せる高田彪我(手前)。(撮影:ハヤシサトル)[拡大]

カラオケを終えると、2人は昨年の「きのこりあんの集い」で掲げた「来年の目標」を振り返ることに。2部では彪我が「いろんな楽器に挑戦する」と誓った目標の振り返りが行われ、ここで彼はウクレレの弾き語りで自作曲「IMA」をファンに届けた。ウクレレの柔らかな音色と彪我の穏やかな歌声に、会場は和やかなムードに包まれる。ファンと雅功から大きな拍手をもらうと、彪我は「これを機にウクレレを極めていきたいなって思います!」と約束した。

さくらしめじ(撮影:ハヤシサトル)

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終盤には再びリクエストコーナーが設けられ、彼らはファンの要望に応えて「ぎふと」「かぜいろのめろでぃー」をプレゼント。そして、2人はその場で相談しデビュー曲の「いくじなし」をさくらしめじからのラストソングとして届けた。客席から大きな歓声が上がると、雅功と彪我は向き合ってイントロのアルペジオを息ぴったりに奏でる。ファンは彼らの歌に合わせてコールを飛ばし、会場は大きな一体感に包まれた。

さくらしめじ(撮影:ハヤシサトル)

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終始温かなムードが充満していた忘年会は、昨年同様「来年の目標」の発表でお開きに。雅功が掲げた目標は「野音もそしてその先も大成功だぁ~!!」、彪我が掲げたのは「毒キノコじゃなく夢きのこ」で、彪我はこの言葉について「いろんなものを取り入れて色のあるキノコを作っていきたいけど、色の付いたキノコって毒キノコだと思われるじゃないですか。だけど僕らは夢の詰まったキノコを育てたくて、そんな思いを込めました!」と説明した。彼の言葉に続き、雅功は「皆さんにもっと夢や笑顔を届けるために、もっともっとがんばって大きなキノコになるので、これからも応援よろしくお願いします!」と挨拶をする。またここで2月26日にさくらしめじのカレンダー「さくらしめじカレンダー 2018.4 → 2019.3」が発売となることも告知され、2人は「楽しみにしていてください!」とコメント。最後は観客を巻き込んだ「よいお年を!」という言葉からの一本締めで、会は締めくくられた。

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※高田彪我の高ははしごだかが正式表記。

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