大友良英手がけるアート漬けの57日「札幌国際芸術祭」開催

8月6日から10月1日まで北海道・札幌市内でアートイベント「札幌国際芸術祭2017（SIAF2017）」が開催される。

2014年以来2回目を数える今回の「札幌国際芸術祭」は、大友良英がゲストディレクターを担当。大友は「芸術祭ってなんだ？」をテーマに設け、企画チーム“SIAF2017スペシャル・ビッグバンド”と共にさまざまなプロジェクトを展開していく。

会場はモエレ沼公園エリア、札幌芸術の森エリア、まちなかエリア、札幌駅エリア、資料館エリア、円山エリア、中島公園エリアなど市内広域にわたり、会期中は各地でEYヨ、宇川直宏、岸野雄一、Sachiko M、テニスコーツ、テンテンコ、刀根康尚、灰野敬二、原田郁子（クラムボン）、そしてスペシャルゲストとして参加するのんといったアーティストたちによるプロジェクトや作品の展示が行われる。また音楽系の催しのほかにも、堀尾寛太の作品の展示や毛利悠子のインスタレーション、マームとジプシーによる特別プログラムなどが実施される。

加えて「大風呂敷プロジェクト」や「ノイズ電車」など、大友がこれまで取り組んできたプログラムも札幌の街にお目見え。さらに9月2日からは、mima 北海道立三岸好太郎美術館では、大友と三岸好太郎の“共演”による特別展覧会「大友良英アーカイブ＋三岸好太郎ワークス」も開催される。

「札幌国際芸術祭2017」のチケットは、8月5日まで購入できる前売り券、当日券、20名以上で購入できる団体割引券の3種類が用意され、いずれも購入者は会期中何度でもいつでも有料会場に入場することができる。