映画「
「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」は写真家・地引雄一による自伝的エッセイを
ジャパンプレミアには主演2人に加え、キャストの
ZELDAの小嶋さちほをモデルにした「ロボトメイア」のベース・サチ役を務めた吉岡は「やれるのだからやってみればいい」という映画自体のメッセージに背中を押されながら臨んでいたという。「吉岡さんがワクワクしてるところを撮っているから、自分自身がもっともっと楽しんでほしい」という田口の演出に愛を感じたとほほえんだ。また、FRICTIONのレックをモデルにした「軋轢」のボーカル&ベース・DEEP役で登場する間宮は、本作のオファーを引き受けた決め手を聞かれると「引き受けたというか、このチームが動いているという噂を聞いて、どうにか参加できないもんですかねと話していたんです。参加できなかったら一生心残りだったと思う」と熱くコメント。ZELDAの高橋佐代子をモデルにした「ロボトメイア」のボーカル・加世子役の中島は、「当時の映像を観て研究したり、リハーサルでつかんでいったりしました」と役への向き合い方を明かした。
音楽プロデューサー・s-kenをモデルにしたS-TORAに扮する大森は、「アイデン&ティティ」にも出演していた“田口組”の1人。「役作りではサングラスのニュアンスを意識しました」と冗談を飛ばしつつ「こうしてまた一緒にやれるって、ホントにうれしい」と喜んだ。同じく「アイデン&ティティ」にも出演した中村が演じるのは、じゃがたらの江戸アケミをモデルにした「ごくつぶし」のボーカル・ヒロミ。彼は江戸アケミと鮎川誠(SHEENA & THE ROKKETS)の対談映像を役作りの参考にしたことを明かした。
宮藤は田口から声をかけられたときを振り返り「あれって10年くらい前ですか? また音楽の映画を作れることと、東京ロッカーズはリアルタイムじゃないですけど好きだったのでうれしかったです。でも、まさか10年かかるとは」と回想しつつ、原作に書かれていない、登場人物たちの心境に思いを馳せながらオリジナル要素を加えていったと明かす。「脚本は音楽活動も経験している宮藤くんしか考えられなかった」と田口から言われると、誇らしげに「ここ、ちゃんと記事に書いてくださいね?」と記者陣へアピールした。
こだわり抜かれた演奏シーンも見どころの1つ。若葉は間宮率いるバンド・軋轢の演奏シーンを現場で目撃し、「ヤベえ。カッコいいぞ」と焦りを感じるほどだったという。一方の間宮はTOKAGEのボーカリストとして歌う若葉を見た感想を「マネできない。華があると感じました」とべた褒め。すると若葉は「ダンスとかができないので。甲殻類みたいな動きになってしまいました」と照れ笑いをした。さらに、印象深いひとコマを問われた峯田が挙げたのは、撮影の合間に行われたという田口の誕生会。特設ステージが作られて峯田が歌をプレゼントし、さらにはロケ地の地元の人々も集まるという“村祭り”状態だったという。そんな思い出について、田口は「なんかもううれしくて、あれで物語が1つ作れるんじゃないかって思うくらい感動して。今思い出してもウルウルしますね。だから、映画自体がこうやって完成して、みんなに観てもらって、皆さんが気に入ったって言ってくれるのが、一番の僕のお返しだと思ってます」と胸中を語った。
最後に若葉は「20数年前、『アイデン&ティティ』という映画に出会って、ただの映画小僧がこのチームに入って……」と語るうち、感極まってしまう。彼は田口や宮藤、そして共演者に向かって感謝の思いを延べた。続けて峯田が「僕にとって救いを求めるものが音楽でした。そして、映画でした。こういうすごい人たちと一緒に仕事ができてうれしい。そしてこうやって観てくれる人がたくさんいて、まだ信じられない気持ちですけど、ほんとに感謝します」とメッセージを送った。そして田口が「昔の人の話なんですけれども、現代にも通じるような作品です。年取るといろいろ調子悪くなりますが、それでもなんか1歩踏み出せるような映画が作れたと思って、皆さんにはもう感謝しかないですね。それがお客さんに伝わればいいなという思いでいっぱいです」と語り、舞台挨拶を締めくくった。
映画「ストリート・キングダム 自分の音を鳴らせ。」は3月27日より東京・TOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開される。
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gampy @gampy
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