吉田省念の新作に細野晴臣、柳原陽一郎、伊藤大地ら参加

吉田省念が5月18日にニューアルバム「黄金の館」をリリースする。

2011年から2013年までくるりに在籍し、2014年以降は地元京都にある拾得にてマンスリーライブ「黄金の館」を実施しているほか、森山未來主演、荒木飛呂彦原作による舞台「死刑執行中脱獄進行中」の劇伴の演奏を担当をするなど幅広い活動を行っている吉田省念。新作にはゲストアーティストとして、細野晴臣、柳原陽一郎（ex. たま）、伊藤大地（グッドラックヘイワ）、四家卯大、谷健人（Turntable Films）、植田良太、めめ、さいとうともこ（Cocopeliena）が参加している。そしてレコーディングは故クラウス・ディンガー（Neu!）とともに音楽活動を行っていた尾之内和之をエンジニアに迎え、吉田の自宅にある“省念スタジオ”で実施された。また今作の発売に伴い柳原、奇妙礼太郎、蔡忠浩（bonobos）からコメントが発表されている。

なお吉田は5月14日の京都・拾得を皮切りにライブツアーを実施。公演により弾き語り、バンドセットと内容が異なるので、詳細は彼のオフィシャルサイトで確認を。

柳原陽一郎 コメント

ライ・クーダーや細野晴臣氏のように過去のさまざまな音楽のエッセンスを現代に蘇らせる名工が作った作品の佇まいがあるし、その飾り気のない純朴な歌いっぷりから、京都系フォークシンガーの佳曲集とも言っていいかもしれない。

奇妙礼太郎 コメント

言葉にならないです。果てしなく胸の奥の奥の真ん中の部分に触れる。揺れる。夢中で聴いている。

蔡忠浩 コメント

去年、舞台音楽の現場を長く共有した省念くんのソロアルバム「黄金の館」すばらしい作品でぼくもうれしい！
なつっこいメロディに朴訥な歌声、かなりねじれたアレンジと底なしのギターアイデアが最高ですよ。
こんな人と一緒に音楽を作れてたのが僕は誇らしいです。多くの人に聴いてもらいたい!!