10月3日、
この日のイベントは彼女のニューシングル「Empty MERMAiD」が9月30日にリリースされたことを記念して開催されたもの。秋晴れのルーファ広場にはLiSAファン、通称“LiSAッ子”や買い物途中に足を止めた人々など、大勢の観衆で埋め尽くされた。
大歓声の中、サポートミュージシャンCO-K(G)、野間康介(Key)の待つステージに現れたLiSAは、この日のステージがアコースティックセット主体になることに触れつつも「でも激しいんで覚悟していてください。OK?」と笑ってこの日2度目の歓声を集めてみせる。そして「Empty MERMAiD」カップリング収録の「リスキー」を江口亮(la la larks)による原曲のアレンジから一転、シンプルなプレイを背に歌うと、続けて鍵盤ハーモニカを手に野間とともに「オレンジサイダー」のイントロをセッション。「夏の終わりの曲です」と、甘酸っぱい恋心を描くこの曲を優しげな歌声で届けた。
「ここは野外スナックです」といたずらっぽく笑いつつ、シングルのもう1つのカップリング曲にして、まさに“地方都市のスナック”をイメージして作詞したという「虚無」を歌ったLiSAは、コンパクトなMCの最後に「せっかくなので大事な曲を1つやろうと思います」とポツリ。野間がバラード「シルシ」を弾き始めると会場からは、そのセレクトにどよめきが巻き起こった。
喝采の中、CO-Kと野間がステージをあとにすると、アコースティックセットは終了。「さて、皆さん声出す準備はいいですか?」「今日はなんのリリースイベントなんでしたっけ?」「行けるか川崎!」と客席エリアを挑発したLiSAは、威勢よく「Empty MERMAiD」をドロップして、ルーファ広場中に響きわたらんばかりの「ハイ! ハイ!」コールを巻き起こす。これに「皆さん、突然なのに声大きいですね」と目を丸くしながらも彼女はさらに「声聞かせて」と、キラーチューン「Rising Hope」を連投。自ら「ライブハウス」と表した通り、およそシングルのリリースイベントとは思えぬ熱狂を生み出して「また遊ぼうね」「今日もいい日だ!」と硬軟色とりどりのステージの幕を閉じた。
なお音楽ナタリーでは現在、「Empty MERMAiD」のリリースを記念してLiSAのロングインタビューを公開している。関連する特集・インタビュー
LiSA 9th SINGLE「Empty MERMAiD」リリースイベント
2015年10月3日 ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場 グランドステージ セットリスト
2015年10月3日 ラゾーナ川崎プラザ ルーファ広場 グランドステージ セットリスト
01. リスキー
02. オレンジサイダー
03. 虚無
04. シルシ
05. Empty MERMAiD
06. Rising Hope
関連商品
リンク
- LiSA OFFICIAL WEBSITE
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
LiSA_STAFF @LiSA_STAFF
【WEB】音楽ニュースサイト「ナタリー」にて、ラゾーナ川﨑にて10/3に行われた「Empty MERMAiD」リリースイベントレポートを掲載頂きました!是非チェック!
http://t.co/xvVAvivFc9