堂島孝平が映画初主演、演じるのは吉祥寺のカフェ店主

新作映画「さよならケーキとふしぎなランプ」が4月下旬から東京・吉祥寺バウスシアターほか全国の劇場で順次公開されることが決定。この作品で、映画初出演となる堂島孝平が主演することが明らかになった。

「さよならケーキとふしぎなランプ」は吉祥寺の発展を願うスタッフや協力者が集まり、映画製作から劇場公開までを一貫して吉祥寺に密着してプロデュースするプロジェクトの第4弾。5月末に閉館となる吉祥寺バウスシアターのクロージング作品となる。監督は「ゆるせない、逢いたい」が第18回釜山国際映画祭のコンペ部門ニューカレンツ部門、第13回モロッコ国際映画祭コンペティション部門に選出された金井純一が務める。

堂島が演じるのは、吉祥寺でカフェを営むケーキ作りが苦手なマスター。父親とケンカして家を飛び出し、このカフェで働くことになったパティシエの役を平田薫、田舎から彼女のもとにやってきた父親役を梅垣義明が演じる。

堂島孝平 コメント

僕は音楽ばかりをやってきた人間ですので、自分が映画に主演することなど考えてもみなかったのですが、今では新しい表現の場を与えてもらったことにとても感謝しております。撮影期間は何から何まで目新しく新鮮で、最初は勝手が分からず戸惑ったものですが、自分が徐々に脚本の中へ中へと入り込めたのは、金井監督、素晴らしい共演者の皆さんが導いてくれたおかげです。ありがとうございました。この作品がご覧になる方々にとって、暮らしの中のちょっとした豊かさに繋がるように願ってます。