大友良英が音楽語る特番、NHK-FMで元日午後に約3時間

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NHK-FMで1月1日(水)14:00から特別番組「大友良英・ハイブリッド音楽館 ~世界も音楽もひとつなんかじゃないぞー!」が2時間45分にわたってオンエアされる。

大友良英とは?

1959年、神奈川県生まれ福島県育ちの音楽家。主な演奏楽器はギターとターンテーブル。1990年にGROUND-ZEROを結成後、国内外で作品のリリースやライブを行う。GROUND ZERO解散後はフリージャズやノイズミュージックのフィールドで活動を続ける傍ら、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENなどさまざまな音楽プロジェクトへ参加する。劇伴制作にも定評があり、「アイデン&ティティ」(2003年)、「色即ぜねれいしょん」(2009年)といった映画、「クライマーズ・ハイ」(2005年)や「その街のこども」(2010年)、「とんび」(2012年)といったヒットドラマで手腕を振るう。さらに現代美術やメディアアートの分野でも評価が高く、音響機器を利用した展示作品「without records」「ensembles」などの展示を国内外で開催している。2011年には東日本大震災を受けて、自身が10代を過ごした福島県で「プロジェクト FUKUSHIMA!」を展開。野外音楽イベント「フェスティバル FUKUSHIMA!」の開催をはじめとした一連の活動が評価され、2012年度の「芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門」を受賞し話題を集めた。2013年には、連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当。ドラマのヒットと共にその劇伴にも注目が集まり、サントラや劇中歌などが次々とCD化された。また「あまちゃん」のオープニングテーマと劇中歌である「潮騒のメモリー」の2曲で「第55回 輝く!日本レコード大賞」の作曲賞をSachiko Mとともに受賞。「第64回NHK紅白歌合戦」にも出演した。2014年にはアジア各地の音楽家の交流プロジェクト「ENSEMBLES ASIA」を国際交流基金と共に立ち上げる。2017年に、札幌国際芸術祭の芸術監督に就任。2019年にはNHK大河ドラマ「いだてん」の音楽を担当し、福島を代表する夏祭り「福島わらじまつり」改革のディレクターも務めている。

大友良英

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NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽と同様に、さまざまなサウンドがごった煮のように同居する音楽にこれまで触れてきたという大友。今回の番組はそんなサウンドを「ハイブリッド音楽」と名付け、異質なジャンル同士が出会ってハイブリッド音楽が誕生したエピソードを紹介していく。

番組にはゲストとして「あまちゃん」の音楽制作に参加したドラマーの芳垣安洋(Vincent Atmicus、ROVO、ONJT、Altered States、Orquesta Nudge! Nudge!、Orquesta Libre)なども出演予定。大友が自ら演奏してきたフリージャズやノイズ、ブラジルやアルゼンチンの中南米音楽についてや、20世紀の欧米で生まれたジャズと現代音楽の融合、アジアのポップスと服部良一作品の意外な関係など、ジャンルの枠を超えて人々の支持を得る「なんでもアリ」な音楽の魅力を、元日の午後に優しくわかりやすい語り口で紹介する。

NHK-FM「大友良英・ハイブリッド音楽館 ~世界も音楽もひとつなんかじゃないぞー!」

2013年1月1日(水)14:00~16:45

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