細野晴臣

細野晴臣プレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」 第15回 [バックナンバー]

キセル / ハヤシヒロユキ(POLYSICS)編

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今年、いよいよ音楽活動50周年を迎える細野晴臣。長年にわたるキャリアで細野が発表してきた楽曲の数々がApple Musicで配信されている。

ソロ名義の作品はもちろん、はっぴいえんど、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレー、HAS、HASYMO、Yellow Magic Orchestraなど、プロデューサーとして手がけてきたプロジェクトが多岐にわたる細野。Apple Musicでは2018年7月より細野楽曲の配信に併せて、世代もジャンルも異なる著名人が細野の楽曲で構成するプレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」を公開している。音楽ナタリーはこの企画と連動し、著名人たちのプレイリストとコメントを連載形式で展開中だ。

15回目の今回はキセルとハヤシヒロユキ(POLYSICS)にプレイリストを作成してもらった。

キセル

キセル

キセル

プレイリスト名

旅する細野さん

プレイリスト

01. 僕は一寸・夏編
[作詞・作曲:細野晴臣]

02. 四面道歌
[作詞・作曲:細野晴臣]

03. フニクリ、フニクラ
[作詞:清野協、青木爽 / 作曲:ルイージ・デンツァ / 編曲:細野晴臣]

04. 薔薇と野獣
[作詞・作曲:細野晴臣]

05. Yuki-ya-konko
[トラディショナル]

06. 最後の楽園
[作曲:細野晴臣]

07. 夏なんです
[作詞:松本隆 / 作曲:細野晴臣]

08. ケンタウルスの星祭り
[作曲:細野晴臣]

09. Retort~Vu Ja De ver.~
[作曲:細野晴臣]

10. 飛べない空
[作詞・作曲:細野晴臣]

解説コメント

辻村豪文
細野さんの音楽を聴いていていつも楽しいなぁと思うのは、確かにそこにいるようで見渡してみると、「もうすでにいませんよ」って言われる感じがするところです。だからなのか広大無辺な音楽の箱庭の眺めや手触りや匂いのようなもの、時間の流れの中を、わからないものも含めて自由に旅させてもらってるようでほんまに有り難いです。時に現実よりも明らかな場所として。50周年おめでとうございます!

辻村友晴
「これ誰なん?」夜寝る前、二段ベッドの上から下にいる兄さんに訊いた曲が僕の初めての「はっぴいえんど」でした。
知っているようで知らない、懐かしいのに新しいその世界へは音楽でしか行けない場所でした。
そこが正解のない音作りの中で僕の核となり今も多くの事を学ばせて貰っています。

プロフィール

京都府出身の辻村豪文(Vo, G)と辻村友晴(Vo, B)による兄弟ユニット。1999年に結成され、カセットMTR、リズムボックス、サンプラー、ミュージカルソウなどを使用しつつ、浮遊感あふれる独自のファンタジックなサウンドでリスナーを魅了する。2001年にアルバム「夢」でスピードスターレコーズよりメジャーデビュー。2006年12月にカクバリズムに移籍し、「magic hour」「凪」「SUKIMA MUSICS」「明るい幻」「The Blue Hour」といったアルバムやアナログ作品をコンスタントにリリースする。2019年7月には「FUJI ROCK FESTIVAL ’19」への出演、9月16日には結成20周年を記念した東京・日比谷野外大音楽堂でのワンマンライブ「野音でキセル 2019」を控えている。
Kicell Official Website

ハヤシヒロユキ(POLYSICS)

ハヤシヒロユキ(POLYSICS)

ハヤシヒロユキ(POLYSICS)

プレイリスト名

やっぱりテクノな細野さんが大好き!

プレイリスト

01. コズミック・サーフィン
[作曲:細野晴臣]

02. ABSOLUTE EGO DANCE
[作曲:細野晴臣]

03. THE MADMEN
[作詞:細野晴臣、ピーター・バラカン / 作曲:細野晴臣]

04. Body Snatchers
[作詞:細野晴臣、ピーター・バラカン / 作曲:細野晴臣]

05. MALABAR HOTEL Upper floor…Moving Triangle
[作曲:細野晴臣]

06. LOTUS LOVE
[作詞・作曲:細野晴臣]

07. L.D.K.
[作詞:細野晴臣、ジャイルズ・デューク / 作曲:細野晴臣]

08. シムーン
[作詞:クリス・モズデル / 作曲:細野晴臣]

09. 恋は桃色(New ver.)
[作詞・作曲:細野晴臣]

10. 三国志メイン・テーマ
[作詞・作曲:細野晴臣]

解説コメント

トロピカルな細野さんやアコースティックな細野さんももちろん好きですけど、やっぱりテクノな細野さんが大好きです!
何と言ってもタイトルからしてカッコ良い「コズミック・サーフィン」!
「PACIFIC Ver.」のイントロの16分シンセベースが入ってくる所を聴くと未だにみぞおちがワクワクします。
まだまだ新しいことに挑戦しつつ、ユーモア精神を忘れない細野さん。
この先、一体どんな音楽を聴かせてもらえるのかとっても楽しみです!!!!

プロフィール

ハヤシヒロユキ(G, Vo, Syn, Programming)、フミ(B, Vo, Syn)、ヤノマサシ(Dr, Vo)、ナカムラリョウ(G, Syn / 科楽特奏隊、ex. throwcurve)からなるニューウェイブロックバンド。1997年、高校生だったハヤシを中心に結成。1999年にアルバム「1st P」をインディーズからリリースし、2000年にメジャーデビュー。独自の音楽性と過激なライブパフォーマンスで人気を集める一方、2003年にはメジャー1stアルバム「NEU」をアメリカで発表し、初の全米ツアーも実施するなど海外での活動も本格化させる。2010年3月には初の日本武道館公演を実施し、初期メンバーのカヨ(Syn, Vo, Vocoder)がこのライブを最後にバンドを卒業した。以降は3ピースバンドとして活動を続け、バンド結成15周年を迎えた2012年に記念アルバム「15th P」を、2015年3月にはハヤシが好きな食べ物について歌った曲ばかりを収録したミニアルバム「HEN 愛 LET'S GO!」をリリースした。2017年10月にナカムラが加入し、11月に新体制初のアルバム「That’s Fantastic!」を発表。2019年、同メンバーによる別バンド・The Vocoders(ザ・ヴォコーダーズ)としても活動スタート。4月と5月に2バンド同時に2カ月連続で配信シングルをリリースした。
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