細野晴臣プレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」 第21回 [バックナンバー]

長谷川白紙 / MOODMAN編

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2019年に音楽活動50周年を迎え、さまざまなアニバーサリーイベントを行ってきた細野晴臣。長年にわたるキャリアで氏が発表してきた楽曲の数々がApple Musicで配信中だ。

ソロ名義の作品はもちろん、はっぴいえんど、キャラメル・ママ、ティン・パン・アレー、HAS、HASYMO、Yellow Magic Orchestraなど、プロデューサーとして手がけてきたプロジェクトが多岐にわたる細野。Apple Musicでは2018年7月より細野楽曲の配信に併せて、世代もジャンルも異なる著名人が細野の楽曲で構成するプレイリスト企画「僕の細野さん、私の晴臣さん」を公開している。音楽ナタリーはこの企画と連動し、著名人たちのプレイリストとコメントを連載形式で展開している。

21回目を迎える今回は、氏を敬愛してやまないという長谷川白紙とMOODMANにプレイリストを作成してもらった。

長谷川白紙

長谷川白紙

長谷川白紙

プレイリスト名

細野晴臣の原体験

プレイリスト

01. PLEOCENE
[作詞・作曲:細野晴臣 / 英語訳:肥田慶子]

02. The First One In Heaven
[作曲:細野晴臣]

03. Jado
[作曲:細野晴臣]

04. Mabui Dance
[作曲:細野晴臣]

05. Bio Philosophy
[作曲:細野晴臣]

06. torch music
[作曲:細野晴臣]

07. LAUGHTER MEDITATION
[作詞:コシミハル / 作曲:細野晴臣、ケイ中山]

08. SEA OF TAU
[作曲:細野晴臣]

09. Sequential Opera Circuit
[作曲:細野晴臣]

10. スポーツマン
[作詞:細野晴臣、ジャイルズ・デューク / 作曲:細野晴臣]

解説コメント

わたしの細野さんへの入り方は恐らく特殊な方で、始めて買ったのは「THE ENDLESS TALKING」でした。高校生になる直前くらいのことで、ジャケに惹かれた記憶があります。そこから入っているため細野晴臣といえばわたしにとっては変な音が沢山鳴る、先端を体現したような人というような印象で、いわゆるエレクトロ・アコースティックやアンビエントへの誘いとなっているのが細野さんでした。当時のわたしは曲名が気になったものから聴いていくという聴取の方法を取っており、その結果この人は変な曲には変な名前を付ける人だという強烈な印象も生まれていました。細野さんの曲名への感覚からは、多大な影響を受けたと思います。これらの変な音と変な曲名の原体験の感覚から、強く印象に残っている曲を選んでみました。
またその後に聴いた「omni Sight Seeing」や「フィルハーモニー」で同じ人がこれらの作品を作っているのか…と愕然としました。「スポーツマン」は今でもわたしの部屋で毎晩繰り広げられるダンスタイムのハイライトになっています。

プロフィール

1998年生まれのシンガーソングライター。2016年頃よりSoundCloudで発表していた音源が注目され始め、2017年にMaltine Recordsからアルバム「アイフォーン・シックス・プラス」を発表。2018年12月に初のCD作品「草木萌動」をリリースし、ライブ活動も精力的に行う。2019年11月に1stフルアルバム「エアにに」をリリースした。また自身の活動と並行してMaison book girl、春ねむり、ゴスペラーズの楽曲のリミックスを手がけたり、崎山蒼志の2ndアルバム「並む踊り」に参加したりと幅広く活躍している。
長谷川白紙(@hsgwhks)|Twitter

MOODMAN

MOODMAN

MOODMAN

プレイリスト名

HOSONO'S AMBIENT TRACKS

プレイリスト

01. Dark Side of the Star
[作曲:細野晴臣]

02. Oblio
[作曲:細野晴臣]

03. Paradise,ver.2
[作曲:細野晴臣、コシミハル]

04. ケンタウルスの星祭り
[作曲:細野晴臣]

05. Going To The Sea
[作曲:細野晴臣]

06. Afro Jane
[作曲:細野晴臣]

07. Bio Philosophy
[作曲:細野晴臣]

08. RETORT
[作曲:細野晴臣]

09. FOSSIL OF FLAME~FIFTY BELL-TREES
[作曲:細野晴臣]

10. The Truck On the Sea
[作曲:細野晴臣]

11. 最後の楽園
[作曲:細野晴臣]

12. シムーン
[作詞:クリス・モズデル / 作曲:細野晴臣]

解説コメント

細野晴臣さんがリリースなさっている
インストゥルメンタルのみで
約1時間のDJをするとしたら…という
お題を自分に課したところ、
このような選曲、このような順番になりました。
なんとなく、雑誌「H2」が纏っていたムード。
細野晴臣さんはいつの時代においても
音楽を聴く楽しみに気づかせてくれる方です。
本当に素敵な音楽をありがとうございます。

プロフィール

1980年代末にDJとしての活動を開始。高橋透、宇川直宏とタッグを組んだ「GODFATHER」をはじめ、「FFKT(ex.TAICOCLUB)」「slowmotion」「House of Liquid」などでレジデントDJとして活躍するほか、「森、道、市場」「FREEDOMMUNE」「RAW LIFE」などのフェスにも多数出演。2016年に工場レーベルINDUSTRIAL JPを設立。またDOMMUNE開局時よりレギュラープログラム「MOODOMMUNE」を不定期で放送している。レコードとボードゲームとポストカードが好き。
moodman(@moodman10)|Twitter
MOODMAN

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細野晴臣 Haruomi Hosono _information @hosonoharuomi_

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